絶望に効くクスリ(1) の商品レビュー

山田玲司(著者)

2009/10/04

【１〜11巻】1日平均86人が自殺すると言われる日本。この国で、希望はいったいどこにある…?
迷走を続ける日本社会を救うため(?)、様々な業界でオンリーワンな活躍を続ける人々を直撃する革命的対談漫画

2009/10/04

自分の中で共感の嵐が吹き荒れた・・どん底まで落ちても這い上がってこれるし生きていけるっていうのは「クスリ」だけど、その下には這い上がって来れなかった屍が一体どれだけあるんだろう・・と想像してしまう。でも「クスリ」という名の「ヒント」を見出せるかは自分のアンテナ次第だと思う。

2009/10/04

元気がない人、悩んでいる人、もう世の中に絶望して何も感じていない人にぜひお勧めしたい漫画。

まあジャンルは要するに「対談漫画」
この漫画の作者の山田玲司さんが、各界で活躍中の著名人にあって、お話をするんだけど、そのメンバーが豪華！！
スラムダンクの井上雄彦、水木しげる、クドカン、さかなくん、よしもとばなな、ガンダムシリーズの富野由悠季など、エンターテイメント業界の人たちから、文化庁長官で心理学者の河合隼雄、養老孟司、永田野菜提唱者の永田照喜治などの学者。はたまた、佐藤琢磨、城彰二などのスポーツ選手、NPOのリーダーをやっておられる人など、とにかく豪華。
一人ひとりの生き方が印象的で、漫画を通してその人のオーラというものを感じ取れる。（まあ山田玲司さんの視点を通してだけど）読んだら絶対元気になれる。そんな一冊。

この人に比べたら俺なんか大丈夫とポジティブな気分になるもよし、俺やべぇじゃんと凹むもよし、読んだら人生の何かしらの支えになる言葉が少なくとも一つ二つはできるはず。

個人的には、禅僧の「玄侑宗久」さん、ガンダムシリーズの富野由悠季さん、永田照喜治さん、山田バウさん（息子かっこよすぎｗ）なんかが好き

でもこれは好き嫌いが分かれると思う。ちょっと偏見も入ってるし、バランスもあまりよくない。この漫画でいったい何を伝えようとしているのかがちょっとわかりにくい。

でも鬱な人にはぜひ読んでもらいたい。何か変わるかもしれんよ

2009/10/04

水木御大に荒俣御大、ゴッド清志郎から哀川翔、河合隼雄まであらゆる人の人生観が濃縮凝縮されたシリーズ。確かに処方箋になるかも。

2009/10/04

山田玲司作品が好き（ダメだったのもあるけど…）このシリーズは好きなんだけど結構読むと重め、な気持ちに。全巻一気に読みたいとは思わない。１巻ずつ手に入れている。
１巻は新宿の母がお気に入り。

2009/10/04

060521
いろんな人の半生やこれからの希望を知ることで、絶望しがちな自分の人生に効くクスリを見つけることが出来るかもしれない。
みうらじゅん氏にあこがれる私には、一番手がみうらじゅん氏だったのがうれしい(笑)

2009/10/04

正直言って読んでいると作者が気にならなくなる作品。というか気にとめない方が読後感がいい本。
ゲストは毎回「日本はよくなりますか？」という作者の問いを含みつつ自らの信念、というか考えを織り込みつつどういう人生を歩んできたか、つまり作者は１回の連載でその人のミニ自伝を描いている。
独特の生き方、というのがよく似合う方々との対談と言うより、作者がそういった方々になにか教わりに行っている感じ。羨ましいぞ。
だけど作者にある「なにかを差別する心」というのがどうしても受け入れられない。スノビッシュすぎるというか。アニヲタかもしれないけれど、今のアニメの異様なまでの批判・・・がねぇ。「ロリコン宮崎」なんて酷すぎないかそれ。どの作品でもそれなりのメッセージを込められてアニメが出来るのに（もちろんそうじゃ無いのもあるけれどそれはそれで娯楽として見るべき。全てのアニメは娯楽であり作品なんだから。
これはゲストから何を受け取れるかで面白い、面白くないが決まる。
ここに出てくる作者は感情移入キャラで見る程度で十分。しないけど。
一番心打たれたのは五味太郎様、河合隼夫様（神とお呼びしたい）、永田照喜治様。本当にこの方々は様では足りない。凄い。

2009/10/04

なぜか読んでると涙がでそうになってくる感動系。実在の、現代にいきるカッコイイ生き様な人の考え方、歩み方。

2009/10/04

山田玲司のライフワーク（？）この仕事により、やっとこの人も報われる時が来たようだ。この人にしか出来ない仕事だ。