鉄腕バーディー(4) の商品レビュー
本巻でようやくテロリスト、クリステラ・レビが何者かバーディが語るのでございますが。アルタ人の科学者で、急速に出世して連邦科学省総監となるということでございますな。アルタ人なのに第一層市民に上がった超エリート。しかし失脚後、再度表舞台に登場したときにはテロリストになっていた。しか...
本巻でようやくテロリスト、クリステラ・レビが何者かバーディが語るのでございますが。アルタ人の科学者で、急速に出世して連邦科学省総監となるということでございますな。アルタ人なのに第一層市民に上がった超エリート。しかし失脚後、再度表舞台に登場したときにはテロリストになっていた。しかもバーディは「クリステラ・レビという男」と述べる。これまでレビは女性の姿で描かれてきているのに。と、謎が深まるばかりなのです。 そして地球人そっくり(だが体の強度は桁外れ)のアルタ人は連邦では身分が低いようですな。アルタとは「古い」という意味のはずですが、さて連邦内でのアルタ人の位置などはのちほど。 暴走する不定形生物バチルス、迎え撃つバーディ、制御不能となったバチルスを消しにかかるレビの「人形」サラマンデル。 巻き込まれて怪我をし入院した千明和義は親がはいっているという新興宗教教団、すなわちレビが教母様の教団の病院に移され、こちらで千明のストーリーが始まりますが、これはたいへん重要な伏線ですな。千明の友だちの須藤良太も早宮とともにつとむの友だち軍団として主要登場人物に仲間入り。いやあ、登場人物多いざんすな。 つとむのまわりで頻発する事件と、スピリッツを使われた人間が引き起こす暴行事件。政府も米軍も動きだし、話はますます複雑とありなります。 オマケマンガは「バチルスくん フォーエバー!」、強いて言えば溶解人間。だじゃれ、すみません。
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この主人公も、「グルーミングアップ」の主人公も、優柔不断なところが、妙にありがちにリアルなところが、ちょっといや(笑) わりと、計算づくでお話を作ってくタイプなのかなと。
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