俺たちのフィールド(33) の商品レビュー
アルゼンチン戦前半と、和也と愛子の関係が揺れ動くハーフタイムを収録した33巻である。 前半30分の段階で、勝てるなら死んでもいいとまで言ってのけた桜庭がダウンし、前半終了間際にはダミアンとマッチアップしていた和也までもが倒れるという壮絶な展開である。死力を尽くし、ワールドカッ...
アルゼンチン戦前半と、和也と愛子の関係が揺れ動くハーフタイムを収録した33巻である。 前半30分の段階で、勝てるなら死んでもいいとまで言ってのけた桜庭がダウンし、前半終了間際にはダミアンとマッチアップしていた和也までもが倒れるという壮絶な展開である。死力を尽くし、ワールドカップという夢の舞台で戦う彼らの姿は、本当に心を打つ。さすが俺たちのフィールドである。 その上で、ここに来ての愛子の本音であるのだから、積み立てが本当に上手いなあと。わざわざフランスで一人訓練を続ける和也を見続ける役を当てたことで、ここでの不満はさらに印象を強めている。 これはどうしたって星五つ評価になるだろう。サッカー面でも、ストーリー面でも充実の、最後へと向かうワンステップだった。
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ラストという事で唐突な告白もありつつ、騎馬の 「世界中が注目しとる舞台で、「女の悩みの話」しとるなんて誰も思わへんやろなあ…」 ってシーンは、とても印象深い名シーンだと思います。 その温度差がいい。 槌矢の見せ場もあり、緑川は相変わらずのノリなど、他キャラの魅力も○
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