映画ドラえもん のび太の結婚前夜(アニメ版) の商品レビュー

藤子・F・不二雄(著者)

2009/10/04

人生に大切なものはほとんどすべて『ドラえもん』から学んだといって過言でないピヨピヨですが、特に、「結婚前夜」でしずかちゃんのお父さんが語る「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる〜云々」は、確かに僕の理想の人間像を形成しています。

成長しても相変わらずのおっちょこちょいさを発揮するのび太、ジャイアン、スネ夫、出来杉と飲むシーン、ドラえもんはいないけれどもその絆（「ねぇドラえもん…、僕は明日、結婚するよ…」 ）、何度見返しても、最初から泣いてしまいますね。

2009/10/07

結婚前夜、しずかちゃんのお父さんの言葉に涙。。居間に置いといたら普段本とか映画で泣かない父親が読んでこっそり泣いてた。重ねちゃったようです。

2009/10/04

久しぶりにドラえもんを読んだ。
そして、もう、やたらと感動した。

いつの間にか　僕は夜中に一人でトイレに行けるようになった
電車に乗って　会社に通うようになった
でも本当に僕は変わったのかな？
ねえ　ドラえもん　
僕は明日　結婚するよ

このセリフだけでも泣けません？

のび太が大人になった時、そこにはドラえもんはいない。
のび太は相変わらず、ドジでおっちょこちょいだけど、ジャイアンもスネ夫も出来杉くんも、そして、しずかちゃんやしずかちゃんのお父さんも、彼の事を認めていて、一目置いている。
だから、もうドラえもんは必要ないのかもしれないね。

彼等やドラえもんが、画面やマンガの中で、ドタバタしている間、それを見ていた僕らも一緒に成長したような気がする。
だから、大人になったボクらは、大人になったのび太やジャイアンを素直に受け入れられるのかもしれない。
一緒の時代を過ごしてきたのだ。
そういうものは、他にもあるのかもしれないけれど、より長い時間、身近な所にドラえもんはいたのかもしれないなあ・・・