1,800円以上の注文で送料無料

ひみつのアッコちゃん(ぴっかぴかC)(2) の商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/07/19

3日間ほとんど泣いていました。今もまだ時々メソメソしています。私にとっては、1989年の小学3年のとき身罷った手塚治虫に勝るとも劣らぬ悲しみに暮れた時間でした。過ぐる8月2日、大好きな赤塚不二夫が逝ってしまった。6年間も意識不明で寝たきりだったから、やっと、という感じがしないでも...

3日間ほとんど泣いていました。今もまだ時々メソメソしています。私にとっては、1989年の小学3年のとき身罷った手塚治虫に勝るとも劣らぬ悲しみに暮れた時間でした。過ぐる8月2日、大好きな赤塚不二夫が逝ってしまった。6年間も意識不明で寝たきりだったから、やっと、という感じがしないでもないけれど、最近は少し良くなってくるきざしがあった、と聞いていたので、とても残念でしかたありません。この大恩人に対する弔辞を読んだタモリは、あの初期の山下洋輔や筒井康隆などを感動させた(そして私も遅ればせながらLPで聞いて仰天して大絶賛したものですが)伝説の卓越した即興芸とは程遠い、おもしろくもない三流芸人たちを配した、笑っていいともで、抜け殻のような隠居したような日々を送っているにしては割と粋なものだったので、少し以上感激しました。好きというより、幼稚園に通う前から読んできた赤塚不二夫は、楳図かずおと手塚治虫と共に漫画そのものやジャンルにとどまらず、派生するあらゆることに影響を受けた、それこそ言ってみれば私の原基でもあるのです。「おそ松くん」はもちろんですが、女の子としては横山光輝の「魔法使いサリー」とともに熱狂的にはまったのは「ひみつのアッコちゃん」でした。雑誌の付録やオモチャを常に携帯して、私はアッコちゃんに成りきっていたのです。

Posted byブクログ