猫でもできる海外旅行 の商品レビュー

一条ゆかり(著者)

2011/07/06

一条ゆかりさん、好きなんですよf^_^;) 海外旅行があんまり一般的でなかったころの話ですが、当時の自分と重なるところも多くて面白いです(^^;;

2011/06/20

　旅行をテーマにしたコミック体験記の、さきがけ的な一冊。一条ゆかりは『砂の城』『有閑倶楽部』などで知られる女流漫画界の大御所。彼女が1993年、自身の海外旅行の様子をコミックで発表したのがこの作品だ。

　もう売れっ子の大先生だけあって、ちょっと常識から外れた旅行の記録。ニューヨークではアパートを買ってしまうし、漫画家仲間の松苗あけみ夫妻とは旅行先で大騒ぎを繰り返し、旅行先も中国やバリ島、語学留学とバラエティに富んでいる。

　でも漫画家ならではの視点での鋭いツッコミや、現地まで仕事を持って行っての苦労。大御所なら語らないはずの恥ずかしい出来事まで赤裸々に、自らの漫画で再現してしまうのは、すごい。ブランド買いなど若干年代を感じる部分もあるけれど、海外を無心で楽しむ姿勢は、旅先で元気づけられる。

2010/09/21

なんといってもこの時期の、一条ゆかりの情報量の多さよ!!　サービス精神満点、ギャグも笑える（「山下!!　一条のりぼんのページもやるぞー!!」とか何度読んでも笑う）。
全編に渡ってとりとめがないが、どこから読んでもおもしろい。十年以上もお風呂のおともだったくらい。後半の英語を習いにいく展開もむりがないし、なによりとにかく、飽きさせないのだ。

一条ゆかりは、最近プライドで底力を見せつけたとはいえ、万人の読めるエンタティンメント的なものはもう無理かとは思う。だけど、たとえばサイバラや中村うさぎ、内田春菊といった私生活さらけ出し女流マンガ家のさきがけは、一条ゆかりなのだ。彼女はほんとうにもっと評価されていい、とつねづね思っている。

2010/02/24

何回読み返したかわからない。一条ゆかりの海外旅行＆語学留学エッセイ漫画。一条ゆかりのエッセイは、私はこれがすきだ！これは嫌いだ！と主張がはっきりしていて気持ちいい。

2009/10/04

一条センセイの漫画エッセイが大好き。とてつもない無駄使いを、思い切ってする割には、きちんと細かくケチな所に、私は共感していると思われ。