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きのうみた夢 の商品レビュー

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2010/01/28

レヴューを書くにあたって、本棚から2冊あるうちの1冊を 手にとって、タイトルにもなっている「ため息の行方」を 読んでみました。 読み始めたらもうはずかしっくてたまらなくなって。 A子タンのこの世界観が大好きで読んでいた20代半ばの ころ(わたしの思春期)は、こんな恋愛がしてみ...

レヴューを書くにあたって、本棚から2冊あるうちの1冊を 手にとって、タイトルにもなっている「ため息の行方」を 読んでみました。 読み始めたらもうはずかしっくてたまらなくなって。 A子タンのこの世界観が大好きで読んでいた20代半ばの ころ(わたしの思春期)は、こんな恋愛がしてみたいなぁと とにかく乙女チック路線まっしぐらな感じでした。 じゃあ、いまはどうなの?といえば、読み直してみると、 やっぱりこんな恋愛が好きみたいで。 恋人シギーくんが熱で学校を休んだのを気にして、大きな プリンをつくってお見舞いに出かけた久里さんでしたが、 久里さんが彼の部屋でみつけたのは、ほかの女のコからもらった バレンタインのチョコレートで、それを大事に持っていたシギー くんの言いわけは、チョコをくれたコがまじめにチョコレートを くれたからで、そんな想いがこもったチョコレートを簡単に 食べることもできず、ましてや捨てることなんてできなくて。 なんて、歯切れの悪いシギーくんに下した久里さんの想いとは!? ほら、読みたくなってきませんか?

Posted byブクログ