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ぼくのマリー(7) の商品レビュー

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2020/12/04

 7巻ゆえ基本構造は割愛。  ・・・なぜ突然7巻から単行本タイトルが添えられるようになったんだろう・・・【二人旅…!?】の部分ね。  そして今まであえて触れてこなかったけれど、カバー折り返し著者コメント欄に友人作家の応援コメントが添えられていたわけだが、今巻声優が登場し、コメント...

 7巻ゆえ基本構造は割愛。  ・・・なぜ突然7巻から単行本タイトルが添えられるようになったんだろう・・・【二人旅…!?】の部分ね。  そして今まであえて触れてこなかったけれど、カバー折り返し著者コメント欄に友人作家の応援コメントが添えられていたわけだが、今巻声優が登場し、コメントは記さずサインだけ載せている。  まぁ本の中でインタヴューとか載っているけれど・・・。  お姉さん周りだったりから始まり、真理の元カレ絡みの旅行編に突入する。  縺れに縺れる人間関係の中、主人公だけがもつれていることにすら気づいていないという、非常に面白い状況ではあるが・・・。  なぜこんなに乗り切らないんだろう・・・と、考えて。  成程、マリがまるっきり機能していないんだ。  そもそも最初の設定からマリが誕生した理由が明かされておらず、明らかに間違った開発理由は一回公表されたけれど、マリの立ち位置もあやふやで、その上に主人公の恋愛が乗っているので、マリ絡みの物語を期待すると、面白さが伝わらないんだな。  普通に恋愛マンガとして面白い展開なだけに、勿体ない。  マリが非常にいい娘なんだけど、いい娘を道具のように使役してもいい、ロボットという立場に作品のテーマとはおそらく無関係の悲哀を感じる。

Posted byブクログ