王様の仕立て屋～サルト・フィニート～(1) の商品レビュー

大河原遁(著者)

2009/10/04

久々のはずれマンガ。
まず、絵がまずい。デッサンはしっかりしてるんだけど、ファッションの話なのにこの野暮ったい絵柄は致命的。
泣いてる表情の目がバッテンとか、女の子のファッションとか、10年くらい前のマンガ？かと思いきや、2004年刊行なのでびっくり。
お話もワンパターンかなぁ

粋を知り尽くしたナポリの職人が一目置く、名もない日本人仕立て屋…なんて、モチーフは最高なんだけどなぁ…
小説にでもしたら面白いかもしれない。

2009/10/07

イタリアにすむ日本人の仕立て屋
ナポリの伝説のマエストロに弟子入りしたオリベ
金銭感覚の無い師匠が亡くなったときに、マフィアの借金を肩代わりして
細々と借金を返している
伝えられた技術で、さまざまな人間関係のもつれた糸を解きほぐす
タイトルはそのクライアントを最上の王様に仕立て上げるという意味か！

内容の地味さをカバーして余りある、登場人物・・・人気出すために美女は出すぎですね

2009/10/04

紳士服×オーダーメイドの奥深い世界を探検。

こういう専業×人情ものは大抵外れ無く好きですが、これも私的大当たり。

お正月読書。借り物。

2009/10/04

いいスーツを作るとなんでも解決するよ。という美味しんぼ的な話。
絵はちょっと古い感じだけど、中身はナポリの粋が詰まっているよ。
イタリアに行きたくなってきた。

2009/10/04

全巻所蔵。関心納得する所が多い。主人公が天才肌なのは仕方が無いけれど、やっぱり普段とのギャップが漫画の見せ所だと思う。

2009/10/04

全巻揃えました。旦那のスーツもちゃんとしたのを着させたいと新しい巻を読むたびに思います・・・が、実際ちゃんとした所で作ると正直高そうで・・・ね。

2009/10/07

かっちょいい。主人公もだけど、出てくる人たちが自分の哲学、みたいのを持っていて。こういうのあこがれるな。

2009/10/04

イタリア・ナポリで伝説の職人仕込みの技を使うのは異国の男…
舞い込むのはよそでは断られるような奇妙なものばかり。
しかし、その技は客を十二分に満足させる“幸服”。

連載当初というのもあるのか、日本ではそう意識もされないような…本場で要求されるスーツとは、みたいなものに迫るテーマが多いですね。
しかしそれがおもしろい！知る喜びを実感できる作品です。
これ読んでるとスーツをフルオーダーしてもらいたくなります…めったに着ぃへんし、お金はないんやけどね（笑）

●裸の王様
●親父の背中
●呪の燕尾服
●三十年目のシンデレラ
●得点王の脚（前・後編）　　の６話を収録。

2009/10/04

間のあるギャグが面白いです。この作者が、まだ漫画を書いていたとは･･･感無量です。｢人はどうしても第一印象で相手を判断する生き物なんだ」｢シンデレラもドレスがなくちゃ舞踏会で門前払い食っちまうんだ」｢王子様の目が届く所まで自分で歩いて行ってダンスの相手務めなきゃストーリーが進まねえんだよ！｣･･･しびれましたよこのセリフ。

2009/10/04

「シンデレラだってドレスがなきゃ門前払い」
こんなエレガントな奴らホントにいんのか！？と諸々の登場人物にツッコミたくはなるが、オーダーメイドのスーツが確かに欲しくなった自分がいたのも事実。無論、俺には手が届かないが。