ヒカルの碁(17) の商品レビュー
佐為編が完結する。『ヒカルの碁』は純粋な囲碁漫画というよりも、藤原佐為の人気があったのではないか。佐為なしで物語を進めることは思い切った展開である。
Posted by
ほんと、桑原本因坊がいい味だしてるなぁ。 この巻まで直接対決が一切ないライバル同士ってのも面白いなぁ。
Posted by
ジャンプ漫画ってのは人気次第で露骨に引き伸ばされたり打ち切られたりするので、起承転結綺麗に着地できる作品があまり無いように思います。 その中にあって、単行本17冊過不足なく見事にまとめきり、清々しい読後感を与えてくれるのがこの作品。(北斗杯編はとりあえず置いといて) 海賊王でも...
ジャンプ漫画ってのは人気次第で露骨に引き伸ばされたり打ち切られたりするので、起承転結綺麗に着地できる作品があまり無いように思います。 その中にあって、単行本17冊過不足なく見事にまとめきり、清々しい読後感を与えてくれるのがこの作品。(北斗杯編はとりあえず置いといて) 海賊王でも逆刃刀でもなく、碁。少年漫画のテーマとしてこれはちょっとどうなんだ、と初めは誰もが思ったに違いないのですが、こいつが文字通り(笑)お化け漫画に育ってしまったわけです。 特にプロ試験の中盤以降が秀逸。1人1人の描写が深く、じっと読み入ってしまいます。奈瀬が本田に勝ったシーン、切ないですね…。 あとは16~17巻の怒涛の流れ。なんかこう、万感極まってくるんですよね。一緒になって泣いた、と書くと嘘になりますけど、感動した事は間違いないです。 全部読んでも未だに碁のルールがわかってないのですが(苦笑)、それでも大好きな作品です。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
死が2人を分かつとき、残された者は思いを繋ぐことでしか、彼(彼女)への思いの深さを表せない。夢は、それを見ている人の思いでしかないが、隠れていた真意に気づくきっかけともなるのだ。そう、残された者は知る。誰も知ることのなかった千年の時を超えた先人の思いに。夢に。神の一手を追い求めてきたことに。この思いの繋がり、連鎖を、あるものを受渡すことで表す描写は実に見事である。
Posted by
塔矢名人、中国北京チームと契約ってのはコーチみたいなものでなく、単に個人としてってことかしら?アキラとヒカルの対決、ヒカルの負けで終わっちゃった。彼の言うようにこれから何百局何千局と打つから、その中でまたお互い切磋琢磨して囲碁界を盛り上げてってー
Posted by
「佐為編」爽やかなラストだったー!!夢からの天井の4コマ流れ・・・好きー!!この辺までなんとなく覚えてるけど、このあとどうなるんだろ!?気になる!そして表紙もむっちゃキレイ!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『佐為編』の最終巻 自分と塔矢行洋名人との対局を見せるために、新しい世代(ヒカル達)がさらなる高みへ歩き出すために、 自分は長い年月を過ごして来たのだと悟る佐為。 佐為が幽霊となっていた理由をしっかりと示して話としてきちんとまとめつつ、 佐為がいなくなることでヒカルと読者に生まれた悲しさを、 アキラがヒカルの中に佐為をはっきりと見つけることで埋めてくれる。 とてもおもしろい作品です。
Posted by
うーん、悲しいがいい終わり方だ。 と、まだ17巻なのに!?これからいったいどういう話が続くというのだろう?なんか嫌な予感はする。
Posted by
伊角との対戦を機に碁を続けるという決心をしたヒカル。 ヒカルがアキラや伊角に言った言葉は力強いものでした。 碁は一人では打てない、っていう桑原の言葉はいい言葉だなぁって思いました。 桑原めちゃしぶとそうだけれども(笑) 冴木さんと芦原、どっちが勝ったのか気になる…(・∀・) ...
伊角との対戦を機に碁を続けるという決心をしたヒカル。 ヒカルがアキラや伊角に言った言葉は力強いものでした。 碁は一人では打てない、っていう桑原の言葉はいい言葉だなぁって思いました。 桑原めちゃしぶとそうだけれども(笑) 冴木さんと芦原、どっちが勝ったのか気になる…(・∀・) ヒカルやアキラだけじゃなくて、みんな動いていくんだなぁ。 最後に、夢の中とはいえヒカルと佐為が会えたのは良かったと思います。 言葉はなかったけれど笑顔でヒカルの話を聞く佐為が良かったなぁ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アキラを追うヒカル。 どこかにつけいる隙があるのだろうか。 小さい頃から王道を歩むアキラに、 古式ゆかしい藤原流+無手勝流のヒカル。 囲碁愛好家ならではの楽しみ方ができる。
Posted by