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鉄腕アトム 手塚治虫漫画全集(7) の商品レビュー

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2012/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図 「人工太陽球の巻」 ホームスパンも最後に犠牲になるかと思ったら、体だけでなく全体をロボットにするか。 話のどうこうよりも顔を赤らめながら声もかけずに去っていくアトムが印象的でした。 「透明巨人の巻」 とても鉄腕アトムらしかったというか。 アトムが失敗をし勝つことなく終わった。 それにしても田鷲警部の言い方はないよね。 さんざん世話になっているのに。

Posted byブクログ

2009/10/04

「ぼくはアトムをぼく自身最大の駄作の一つとみているし、あれは名声欲と、金儲けのために書いているのだ」という手塚治虫先生の辛辣な言葉を思い出し、『鉄腕アトム』の中に見られる作者の苦悩を探るというもうひとつの読みかたを、手塚ファンはしなくてはならないと思うのです。 それはつまり、...

「ぼくはアトムをぼく自身最大の駄作の一つとみているし、あれは名声欲と、金儲けのために書いているのだ」という手塚治虫先生の辛辣な言葉を思い出し、『鉄腕アトム』の中に見られる作者の苦悩を探るというもうひとつの読みかたを、手塚ファンはしなくてはならないと思うのです。 それはつまり、単なる勧善懲悪の物語に終わらせたくない、優等生アトムの活躍だけに終わらせたくない、ロボットの視点から捉えた人間の弱さ、醜さ、命のはかなさのようなものを作品で現したかったけれどもできなかった、というところにあると思うのですが…。難しい漫画です。

Posted byブクログ