ナスビ女王 手塚治虫漫画全集 の商品レビュー

手塚治虫(著者)

2018/04/21

一富士二鷹三茄子　でやってたら本当にナスビが三番目に行ってしまったと言ふもの。
　欧州のどこぞに小さい国をでっちあげ、そこで起こるいろいろを描く「ルリタニアロマンス」とやらがあるさうであるが、後に田中芳樹大先生が「ルリタニアテーマ」と題してさう言ふのしか書かないかも的なマニフェストをかまし、結局その浅間が入った『アップフェルラント物語』しか書いてないが、そっちの方へも影響を與へた『ゼンダ城の虜』からとられたゼンダといふイケメンのをっさんが、悪事を働く。
　そんでいろいろあってそこの国の姫と入れ替った日本のど田舎の娘谷底ナスビがいろいろするのであるが、お話は継母厳密にはソレみたいなものが継子をいびる～でも娘がんばる～なんとかなるけどさらに不幸がー　といふ定番が展開。
　はー。