ばるぼら 手塚治虫漫画全集(1) の商品レビュー
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図 幻想を見せられトリップしたかのような感覚に陥った。 ばるぼらの持つ奇妙な愛嬌とミステリアスな雰囲気に魅了される。 でも股をビックコミックで仰ぐなw せめて他誌にw 言うべき相手は間違っているけど。 この作品はどのジャンルに分類されるのだ?
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2巻がひたすら終末へ向かっていく破滅を描いていくのに 対し、1巻は短編ものとして読んでもおもしろい。 特に初恋の相手を探す旅を描いた「砂丘の悪魔」は オチもよくできていて圧巻。 オカルトはただの小道具に過ぎず、手塚さんが描きたかったのは結局 ひとりの芸術家が運命の女性に出会い...
2巻がひたすら終末へ向かっていく破滅を描いていくのに 対し、1巻は短編ものとして読んでもおもしろい。 特に初恋の相手を探す旅を描いた「砂丘の悪魔」は オチもよくできていて圧巻。 オカルトはただの小道具に過ぎず、手塚さんが描きたかったのは結局 ひとりの芸術家が運命の女性に出会い、翻弄され、荒廃していくさまなんじゃないだろうか。
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手塚治虫氏の成人マンガ。 新宿駅に座り込む正体不明の女性バルボラと 小説家の男の切っても切れない関係。 縁を切りたくてしょうがないのに、 最後は幻影に取り付かれてしまう。 恐れているのか、恋い焦がれているのか。 主人公の行動が 最高に人間くさくてたまんない。
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手塚治虫の作品には、たまに背筋が凍るような(もしくは悪意が隠されているような)怖い描写や構成から成るものがあるのですが(個人的には、『ビッグコミック』に連載された1970年代前半の作品に突出して多い気がする)、「ばるぼら」もそんな作品のひとつです。悪趣味な魅力とでも言うのでしょう...
手塚治虫の作品には、たまに背筋が凍るような(もしくは悪意が隠されているような)怖い描写や構成から成るものがあるのですが(個人的には、『ビッグコミック』に連載された1970年代前半の作品に突出して多い気がする)、「ばるぼら」もそんな作品のひとつです。悪趣味な魅力とでも言うのでしょうか、登場人物の思想的な偏りかた(?)も相まって、怪談の様相を見せています。
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2007.02月頃? 才能とはどこから来るのか。我々はいつまでたってもそれが本当に自分のうちから生まれてきているとは信じきれない。
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