火の鳥 手塚治虫漫画全集(14) の商品レビュー

手塚治虫(著者)

2018/04/24

1995.09.29購入

内容紹介(amazon)
唐との戦いに敗れた百済国王の一族・ハリマは、唐の将軍に狼の面をかぶせられた。傷を負い倒れていたハリマは、不思議な力を持つ老婆に助けられ、やっとの思いで倭国へ渡るが…。新たな構想の「火の鳥」太陽編第一弾!!

2009/10/04

僕が初めて読んだ手塚治虫作品は、『火の鳥 異形編』でした。当時小学校低学年だった僕にとっては、『火の鳥』は怖い作品、そして大人の漫画として印象づけられ、その後、そのスケールの大きさに圧倒されながらも読み漁ったものです。

日本人はなぜこんなに漫画が好きなのか、外国人の目には異様にうつるらしい。なぜ外国の人はこれまで漫画を読まずにいたのだろうか。答えの一つは、彼らの国に手塚治虫がいなかったからだ。

1989年2月10日、手塚治虫が亡くなった翌日の朝日新聞・天声人語のこの一節を、彼のライフワークであった『火の鳥』を読み返すたびに思い出します。

2009/10/04

太陽編。顔の皮を剥がされ、
狼の皮を被せられて
狼の頭をした人間となってしまった「クチイヌ」。
ピンチに合い、気を失うたびに
現れる謎の夢。
しかしその夢もまた、
何千年も未来の舞台で起こる
現実だった？
未来と過去、二つの「現在」が
舞台となり、だんだん二つの
「現在」の関係の謎が明かされていく・・。

クチイヌ＝犬上と、
ルカリオって何となく近い波導を感じます(ぇ)