新宝島 手塚治虫漫画全集 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
映画のカットのようなコマ割。描写。当時この漫画に驚き魅せられて漫画家を目指した者が多かったらしいが、後書きを読む限り色々ないきさつがあって 本人的には納得とまではいかなかったようである。全体的にスピード感があって面白いけど確かにラストであら?と言う感は否めない。
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冒頭のシーンがいい。 「ブラック・ジャック」のあのシーンはこれのセルフパロディ だったのか、と思わずニヤリとしてしまう。 戦後漫画の祖、手塚のデビュー作などと 謳われなくとも、今読んでも純粋におもしろい作品。 内容は「宝島」、「ターザン」、「ピーターパン」を混ぜたような ものな...
冒頭のシーンがいい。 「ブラック・ジャック」のあのシーンはこれのセルフパロディ だったのか、と思わずニヤリとしてしまう。 戦後漫画の祖、手塚のデビュー作などと 謳われなくとも、今読んでも純粋におもしろい作品。 内容は「宝島」、「ターザン」、「ピーターパン」を混ぜたような ものなのだが、この表現に「画が動いている」と熱狂した 少年たちの気持ちがよくわかる。 単なる夢オチに終わらせなかったラストもなかなか。 「ぼくのデビュー日記」や「改訂版刊行のいきさつ」も 読めて興味深い。
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ここから戦後の漫画はスタートしたのだろう。数々の漫画家がこの作品あたりで、目覚めて漫画家を志すきっかけになったと言う伝説の作品。全集に入る時の復刻版を買って読む。リアルタイムではなく、学習して読んだ。
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