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あさきゆめみし(文庫版)(3) の商品レビュー

4.3

13件のお客様レビュー

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2024/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

須磨、明石から戻ることになったのが前巻の終わり。 この巻の冒頭は久々の末摘花とのお話。 その次が空蝉。伊予の介という夫のいる人妻です。過去の出来事を思い出すという内容でした。 それを踏まえて?、本宅の隣に二条東の院を建てて、 西の対には花散里、 北の対には末摘花、空蝉を、 東の対には明石の上と姫を住まわせるつもりの様子。 と思っていたら、明石の入道が手配したのは京からすこし離れた場所(大堰ってどこだ)に家を用意。さすが明石の入道さま。あ、桂って書いてるな。確かにすこし離れてて良さそう。 そしてちい姫は紫の上の元へ。 とか思っていたら、藤壺の宮(女院)がご薨去。 冷泉帝が自身の本当の父が光源氏と知ってしまう。 冷泉帝は光源氏を親王に戻せないか打診するけれど、光源氏は断る。 その次が槿(あさがお)の君のお話。光源氏との結婚を何度も打診されても断り続けた孤高の方。光源氏のことを好きだし愛してるとも思っているのに、他の方に恨まれるのはイヤだと貫くのすごいな。 光源氏と葵の上の息子の夕霧と、雲居の雁の幼い頃からの恋のお話。まだ成就はせず。 昔、一度の逢瀬の後に他界した、ライバル頭の中将の妻である夕顔の、残された姫である瑠璃君をようやく保護。玉鬘の君と名付けられる。

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2023/08/29

《目次》 其の十七 其の十八 其の十九 其の二十 其の二十一 其の二十二 其の二十三 其の二十四 其の二十五 其の二十六

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2020/12/24

私は玉鬘界隈のエピソードがあまり好きじゃないんだけど、ちょっとわかりにくかった人間関係が、よくわかった。あと空蝉と伊予之介のエピソードが泣けて何回も読みかえした。「あさきゆめみし」という漫画は素晴らしいです。

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2020/10/24

紫の上は明石の君にめちゃくちゃ嫉妬してる。 母の愛情を知らない紫の上が、明石の姫君を愛情持って育てている様子にぐっとくる

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2020/07/25

源氏は自分の女達を集めて後宮を造る始末。やれやれ。全巻通じたテーマではあるがこの巻は特に女のやるせなさが醸し出されている。 子ども達が大きくなり世代交代し始めると、以前のような憎めないプレイボーイが厭らしいオジサンに見えてくるから不思議だ。 夕霧が父の二の舞をしそうな気配、歴史は...

源氏は自分の女達を集めて後宮を造る始末。やれやれ。全巻通じたテーマではあるがこの巻は特に女のやるせなさが醸し出されている。 子ども達が大きくなり世代交代し始めると、以前のような憎めないプレイボーイが厭らしいオジサンに見えてくるから不思議だ。 夕霧が父の二の舞をしそうな気配、歴史は繰り返される。

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2018/03/16

時が巡り、次の世代のお話が重なりはじめました。私達読み手の女性の年齢や立場や人生の境遇によって、季節の花のように咲き乱れる姫達への共感度も違ってくるのでしょうね。

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2017/06/30

六条が退場してしまい、ちょっと読む気が失せていたのですが再開。 末摘花が可愛らしい……。もっと美しく、もっと賢ければ。 1巻で出てこなかった空蝉はここで登場。 夕顔の遺児、玉鬘を引き取ったものの、手を付けたくて仕方のない源氏の君。ここまで来ると病気。 当時の人たちはどんな気持ち...

六条が退場してしまい、ちょっと読む気が失せていたのですが再開。 末摘花が可愛らしい……。もっと美しく、もっと賢ければ。 1巻で出てこなかった空蝉はここで登場。 夕顔の遺児、玉鬘を引き取ったものの、手を付けたくて仕方のない源氏の君。ここまで来ると病気。 当時の人たちはどんな気持ちで読んでいたのかしら。

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2016/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

17/絵合  末摘花再会(15) 18/松風  空蝉(16) 19/薄雲(17) 梅壺女御(六条御息所娘)(21) 20/朝顔(22)  明石の姫君→紫の上に引き取られる 21/少女(23) 夕霧元服12才←花散里が世話  雲居雁(内大臣娘)14才 梅壺女御→中宮 22/玉鬘21才(=夕顔+内大臣24) 頭の中将(=柏木/内大臣長男) 弁の少将(=紅梅/内大臣次男) 23/初音 24/胡蝶 25/蛍 26/常夏(25)   近江の君=内大臣落胤(妻以外の娘) 27/篝火 28/野分(26)     

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2014/01/27

3巻。過去に生きる男、光源氏がさらに色濃くなってくる。贅を尽くした邸宅に女たちを住まわせるという行動にまで至らせているのは、やはり彼にとっては完全無欠な亡き母ヘの思いがそうさせている。しかし彼女たちすべてを合わせても、亡き母には適わないことは知っているのだろう。狂人のように女たち...

3巻。過去に生きる男、光源氏がさらに色濃くなってくる。贅を尽くした邸宅に女たちを住まわせるという行動にまで至らせているのは、やはり彼にとっては完全無欠な亡き母ヘの思いがそうさせている。しかし彼女たちすべてを合わせても、亡き母には適わないことは知っているのだろう。狂人のように女たちを愛する悲しい男。

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2012/05/02

其の17~其の26 うるうる来る場面も有り。 しかし、特に特徴のある顔と男女の区別以外、みんな同じ顔で識別出来ない。 '12.04.28読書完了

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