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オッパイをとったカレシ。 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2018/07/23

LGBTQの本棚から 第57回「オッパイをとったカレシ。」 2009年? あたりに描かれた画期的なLGBTQマンガです。 主人公は男性の意識を持った女性体の10代。 彼がとまどい、苦しみ、成長し、どう生きるかを決定するまでの、とても濃い一冊です(完結)。 すごく迫力ある話だよ。...

LGBTQの本棚から 第57回「オッパイをとったカレシ。」 2009年? あたりに描かれた画期的なLGBTQマンガです。 主人公は男性の意識を持った女性体の10代。 彼がとまどい、苦しみ、成長し、どう生きるかを決定するまでの、とても濃い一冊です(完結)。 すごく迫力ある話だよ。 まるで自分が経験したことみたいに……。 このころ、ストーリーが売れなくなった少女マンガ雑誌がいくつかリアル系に変身して(「いじめ」とか)大成功していてね、もちろんマンガというジャンルは誰も描いてないネタ、センセーショナルな方向へ走ることができるので、LGBTQも児童虐待も性的虐待もどんどん描く人がでてきたんですよ(その下地は、ボーイズラブが作ったんですが)。 でもって、そういう人がいるんだ~、という知識がヤンキー系女子にわりと定着したように思います。 彼女たちは生身なので、いじめられてる人がいれば、それってひどいよねっ!と怒ってくれたり、納得すればかばってくれたりする人が多い……。 日本ではマンガのおかげでいわゆるインテリ層より、ヤンキーたちのほうに先にLGBTQは定着したように思います。 で、やっぱり残念なことに、活字でLGBTQを書いてくれた日本の児童文学はなかった……。 だからマンガいれないと必要な情報が伝わらなくなるんだよ、図書館! 情報はどんなかたちであれ、まず、伝わらなきゃ! というわけで司書は読んどいてくださいね、このマンガ……。 なのに公共図書館にないと読めないじゃないさっ! 2018年07月23日

Posted byブクログ

2012/07/25

自分がなんで男じゃないのかとずっと想い悩み続けて、母親と衝突して性転換する少女の話。 すごいリアルで考えさせられました。 さつきが人間としてスキです。 ハルを受け入れてくれて、スキになってくれて有難うと私からも言いたいです★ これは若い人に読んでほしいですね*

Posted byブクログ

2009/10/04

性転換した少女の話。 なかなか興味深い話だったね。 高校あたりに周りの子達に読ませてた。 主人公の母親のセリフに泣いた。。。

Posted byブクログ

2010/01/22

トランス・ジェンダーの主人公が苦しみつつも幸せを掴んでいく話。 彼(彼女)の葛藤や苦しみがよく描かれていて、切ない。 興味本位ではなく、等身大のGIDの人の悩みが描かれているコミックだと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

FtoMの主人公の幼年期から20代前半くらいまでを描いたマンガ。 偶然見つけて買ったのですが、なかなか性同一性障害について考えさせられる。 とっつきやすいし、一度読んでみて、損はないように思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

FTMの半生を書いた話。実話だから、リアルすぎる。当事者としても凄く感情移入できた。そして、単行本一冊という分量の丁度良さと、漫画というメディアの持つ手軽さと理解し易さが相俟って、どんな当事者の名文より、よっぽど非当事者に伝わると思う。かなり非当事者から見たステロタイプなのが難点...

FTMの半生を書いた話。実話だから、リアルすぎる。当事者としても凄く感情移入できた。そして、単行本一冊という分量の丁度良さと、漫画というメディアの持つ手軽さと理解し易さが相俟って、どんな当事者の名文より、よっぽど非当事者に伝わると思う。かなり非当事者から見たステロタイプなのが難点だけど、それは実話ということと、商業作品だということを考えれば仕方ない。画力とか、見せ方とか、そういう技術の評価は下せないと思うほど、中身が良い。

Posted byブクログ