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火の鳥(角川文庫版)(5) の商品レビュー

4.4

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    7

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2024/01/07

ロビタは そーなってこーなって ここと繋がるのね〜 という伏線回収の巻 今はAIに恋したり 結婚したりしている人も いるらしいから 表現はアナログだけど 現実的なお話だなと思った 羽衣編 能楽的なコマ割りだけど 面白い ブックオフにて取り寄せ

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2023/07/16

ああなるほどって話なんだけど、ここまでの話からすると小粒な感じも多少。 時代考えたらここまで緻密に過去の話とすり合わせてきたのは斬新なのかも知れないが。 これまでどこか時代を感じさせてしまう話だったのが、この話はやけに自然に感じるのは多くの作家がここからロビタしたんだと考えるべき...

ああなるほどって話なんだけど、ここまでの話からすると小粒な感じも多少。 時代考えたらここまで緻密に過去の話とすり合わせてきたのは斬新なのかも知れないが。 これまでどこか時代を感じさせてしまう話だったのが、この話はやけに自然に感じるのは多くの作家がここからロビタしたんだと考えるべきか? だとしたら別の意味で先見の明がすごいことになるが……。 羽衣編もわかるけど、ちょっとコマ割りがしんどいかな。 まあ短編としてはありか。 この辺は時代よく知る人の解説が欲しいところだなあ。

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2021/11/11

1番大好きな漫画 それは火の鳥です。 何回も何回も読んでいる本作です ロビタに会いたくなって 久しぶりに復活編を読みました 面白い!!! 面白すぎて涙が出ます

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2021/01/31

AIの進化が取り沙汰される昨今、ますますリアリティを増していく手塚漫画の先見性。 「ロボットに心は宿るか?」という問いから、「永遠の生命を手に入れたらどう生きればよいのか?」という問いに変わっていき、やがて「結局、人間とは何なのか?」という問いに昇華されていく。 私たちの前に今よ...

AIの進化が取り沙汰される昨今、ますますリアリティを増していく手塚漫画の先見性。 「ロボットに心は宿るか?」という問いから、「永遠の生命を手に入れたらどう生きればよいのか?」という問いに変わっていき、やがて「結局、人間とは何なのか?」という問いに昇華されていく。 私たちの前に今ようやくつきつけられつつある、人間と機械の融合、その境界線などの問題について、何十年も前にこれほどの切迫感をもって描いた本作に、改めて手塚治虫のすごさを見せつけられる思いだ。 伝説の18禁ゲーム「沙耶の唄」の元ネタのひとつ?

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2019/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

事故死から人造生命として復活した少年。人間が悪意ある無機物に見え、ロボットの少女に恋をする。どちらかといえば歴史ものが面白いが、SFの古典的テーマでもあるね。人間の知能がAIに奪われ、情愛や理性が失われたら、それでも人間らしく生きているといえるのだろうか。

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2018/02/18

自殺と見せかけて殺された主人公レオナ。人工脳髄、人工臓器を移植された彼は人間の姿が認識できなくなっていた...絶望する彼の前に現れた女性に見えるロボット、チヒロ61298号。レオナはチヒロを愛するあまり一つの生命に合体しようとする。人工生物に心はあるのか?物語の最後、レオナ=チヒ...

自殺と見せかけて殺された主人公レオナ。人工脳髄、人工臓器を移植された彼は人間の姿が認識できなくなっていた...絶望する彼の前に現れた女性に見えるロボット、チヒロ61298号。レオナはチヒロを愛するあまり一つの生命に合体しようとする。人工生物に心はあるのか?物語の最後、レオナ=チヒロは宇宙へと旅だって行くところが本当の「復活」なのだと思った。

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2016/11/07

20年ぶりくらいに本シリーズを1から再読中。 「復活編」は、これまでの中では一番読み覚えがあるかな。「人間がロボットに恋を????」当時は幼稚に思えてしまって受け入れられなかった設定も、今ならば、作者がそこから何を訴えたかったのだろうかと想像することができるようになった。 あ...

20年ぶりくらいに本シリーズを1から再読中。 「復活編」は、これまでの中では一番読み覚えがあるかな。「人間がロボットに恋を????」当時は幼稚に思えてしまって受け入れられなかった設定も、今ならば、作者がそこから何を訴えたかったのだろうかと想像することができるようになった。 ああ・・・自分も大人になったもんだ。(歳をとったもんだ)と思えてくるのが、少々哀しい。 ★4つ、8ポイント。 2016.10.27.借。 ※ロビタが、可愛い(笑)。 ※脳に傷を負うと、皆と同じモノが同じには見えなくなる・・・・・医学的にはどうなのか?ありえそうだよね。怖い。

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2016/01/21
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復活編。交通事故で亡くなったレオナが人口脳の移植を受け命を取り戻すところから物語スタート。副作用で人間が見にくい物体に、ロボットが人間のように見える。ロボットのチヒロと恋に落ちて・・・。ロビタの誕生と未来編へと続いていく。 羽衣編。舞台でのショートストーリー。普通に詳しい物語を読みたかったけど、あえて多くを語らずに魅せるお話。

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2013/06/08
  • ネタバレ

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復活編 一度死亡し、人工的な物質により生き返ったレオナは、人間が奇妙なものに、ロボットが美しく見える。実際、この時代の人間は、大事なものを忘れているかのように描かれている。逆説的なものの見方によって、大事なものはなにかを考えさせられる。 ロボットのアイデンティティや権利を描いた、当時かなり先進的な作品。ロビタの集団自殺の謎が、レオナの行く末に結びついていて、この大きなうねりに感動した。 羽衣編 舞台の漫画化という実験的な作品。羽衣伝説にうまく火の鳥をからめている。ここでもやはり、未来には戦争が起こっている。

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2013/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

復活編 1+1=1 復活したために人が人に見えなくなったレオナ + チヒロ → ロビタ 数百年を経てロビタには心が生まれる、人間だと自覚する、集団投身。 最後のひとりは、サルタヒコに拾われ、未来編へ。 壮大。じーんとしてしまった。 羽衣編 舞台。むしろ実験的。 荒俣宏の解説もすばらしい。 ロングショットで安定した構図を用いる漫画表現はむしろ成人の視点で、ことに手塚治虫は「外から見る人」なのだ。 目から鱗。

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