DRAGON QUEST ダイの大冒険(文庫版)(3) の商品レビュー
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ハドラーさん、満身創痍の状態でも処刑のために頑張って戻ってくるの凄い胆力ですね。人間側からしたら感動的な話だけどハドラー側からしたら門番が仕事をしないのはたまったものではない。魔物たちを支配している現在の仕様はこういう裏切りがあったからなんだろうか。
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堀井雄二監修、三条陸原作、稲田浩司作画『DRAGON QUEST ダイの大冒険 3』(集英社)はダイとポップ、マァムが船でパプニカに移動する。そこで不死騎団を率いるヒュンケルと対決する。一方でハドラーは軍団長を召集し、魔王軍の六軍団長が全て登場する。 六軍団は百獣魔団、妖魔士団、...
堀井雄二監修、三条陸原作、稲田浩司作画『DRAGON QUEST ダイの大冒険 3』(集英社)はダイとポップ、マァムが船でパプニカに移動する。そこで不死騎団を率いるヒュンケルと対決する。一方でハドラーは軍団長を召集し、魔王軍の六軍団長が全て登場する。 六軍団は百獣魔団、妖魔士団、不死騎団、氷炎魔団、魔影軍団、超竜軍団である。この六軍団は、連載当時はモンスターを組織化する仕組みとして新しさを感じた。しかし、改めて読むと、同種のモンスターばかりを集めた組織は、役所の縦割り組織と同じ弱さがある。同質性の高い組織は危機に弱い。昭和の日本型組織が示している。 勇者のパーティーのように、攻撃力の高いモンスターや攻撃魔法に長けたモンスター、回復魔法に長けたモンスターなど異なる特性を持ったモンスターでチームを組む方が強力だろう。多様性が強みになる。岸本斉史『NARUTO―ナルト―』で綱手が医療忍者を小隊に加えたことは画期的であった。 パーティーは1988年発売の『ドラゴンクエストIII そして伝説へ』から登場した仕組みである。皆が同じことをするのではなく、異なる職種がチームを組むことで効果を発揮させる。日本的組織とは大きく異なる。このような仕組みを昭和末期に打ち出したことは先進的であった。
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テンポが良くて、もうヒュンケル登場か!と驚きつつ無理のない自然な展開にワクワクする。 しかしこの辺りからダイの存在が弱くなりつつあるなー。 ヒュンケルかっこいいもんなー
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魔王軍六団長は悪役からいい人路線を辿りすぎだなあ。そろそろ勇者側につかなくてもいいです。そしてヒュンケルはどこまでも思い込みが激しかった。
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