砂の城(文庫版)(2) の商品レビュー
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再読。 フランシスの友人たちのエピソードもそこそこ壮絶。 全身全霊で愛して裏切られたらもうあとは灰になるしか・・・ ミルフィの登場で途端に気持ちがグラつくわかりやすいナタリー。 このままだとフランシスを縛りつけてしまう自分に慄いて、アメリカヘ旅立つ。 亡きフランシスに似ているから好きなのか、フランシスが好きなのか。苦悩しながらも離れるナタリーがけなげ。 ミルフィ・・・ナタリーとは真逆の立場で、読者のイラつきをうまく高めてるなぁと感心。
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みんな自分では選べなかった事情でいろんな悩みを抱えてる。 でも、どんなに自分を不幸だと思っても、必ず支えてくれる人はいるし、生きている限りたくさんの可能性が自分にはある。 それを信じて生きていこうとする人たちの物語。 砂の城は、波にさらわれやすい場所にしか築けないんだなぁ…。 ...
みんな自分では選べなかった事情でいろんな悩みを抱えてる。 でも、どんなに自分を不幸だと思っても、必ず支えてくれる人はいるし、生きている限りたくさんの可能性が自分にはある。 それを信じて生きていこうとする人たちの物語。 砂の城は、波にさらわれやすい場所にしか築けないんだなぁ…。 波から離れちゃうと砂がサラサラすぎてお城にならないもん。 そこで「ジョウロかバケツを使えばいいじゃん!」なんて突っ込んじゃダメだよ(笑)
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ランダム再読。学校内での人物相関図はトーマの心臓を激しく彷彿させます。この子があの子で・・・なんてストーリーとは関係ないところをチェックしてしまった。一条漫画の真骨頂!?ともいえるヘビーな内容ですが、結構ナタリーは潔いなと再読にて気付くし、女としての嫉妬心などもわからなくはない。...
ランダム再読。学校内での人物相関図はトーマの心臓を激しく彷彿させます。この子があの子で・・・なんてストーリーとは関係ないところをチェックしてしまった。一条漫画の真骨頂!?ともいえるヘビーな内容ですが、結構ナタリーは潔いなと再読にて気付くし、女としての嫉妬心などもわからなくはない。やっぱり面白いのだ。次は通して読もう。2012年8月31日 2014年7月28日再読
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出生の秘密。 エドウィンの強さの裏には、フェランへの思いがあった。 別れはいつも悲しくて辛い。 ナタリーの愛情と嫉妬の葛藤も分かるなぁ。大人になっていくのは離れていくということ。
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