神々の山嶺(愛蔵版)(1) の商品レビュー
ご存知、柴田練三郎賞を受賞した夢枕獏の作品が原作の漫画。谷口ジローのしっかりとした書き込みは小説にも負けていない力作です。
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「岸壁よおはよう」だったり「北壁の死闘」とか、山に向かい合う男子は何故か、カッコイイ。ただ、なにせ自分が山登りをしたことがないので、小説の中の描写だと、想像に限界があったのだけれど、この「神々の山嶺」では、谷口ジローの精緻な描写によって臨場感が況して、大変よい。山に挑む男達の心理...
「岸壁よおはよう」だったり「北壁の死闘」とか、山に向かい合う男子は何故か、カッコイイ。ただ、なにせ自分が山登りをしたことがないので、小説の中の描写だと、想像に限界があったのだけれど、この「神々の山嶺」では、谷口ジローの精緻な描写によって臨場感が況して、大変よい。山に挑む男達の心理描写には無条件に興味津々ですが、この漫画の場合「孤高な天才クライマー」の暗さと「さわやかな天才クライマー」の明るさの対比が見事で、更に深部を知りたくなります。全5巻一気読みしてしまいそう・・・
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「そこに山があるから(Because it is there.)」 山に行かないのなら死んだも同じだ。ここにいて死んだように生きるくらいなら山に行って雪崩で死んだ方がましだ。
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01年1月に原作を読んだ。山の描写は圧倒的だった。 谷口ジローの描く山も、圧倒的である。でも、原作の70%である。むしろそれ程、原作が素晴らしいと言うことである。
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原作も熱いんですが、原作はどうしても元ネタの影がつきまとうので 漫画のほうが個人的には好みです。 っつーか、この人以上に「山」を書ける漫画家がいるのか謎。 ほぼ完璧な登山漫画にして最高峰と私は信じてる……(ΦωΦ)
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これほど、心を揺さぶられたことはなかった。 なぜ、人は山を目指すのか? なぜ、何かと引き換えじゃなければいけなかったのか? ・・生きるということは、それほど過酷なんだってこと。 何かを背負うということは、誰にも頼れないことを意味する。 彼は、死を乗り越え死んだ。そしてまた、...
これほど、心を揺さぶられたことはなかった。 なぜ、人は山を目指すのか? なぜ、何かと引き換えじゃなければいけなかったのか? ・・生きるということは、それほど過酷なんだってこと。 何かを背負うということは、誰にも頼れないことを意味する。 彼は、死を乗り越え死んだ。そしてまた、マロリーは死んだ。 何かを乗り越えて、最高の笑顔の中で。そこに山があったから。 ぼくも、できるなら彼らの生き様に似て 十分生きる意味を知って死にたいと思う。 どうして生きるのか、意味を知りたいから挑みたいと思う。 こんなにも、どうして彼らは生きているのだろう。 こんなにも、こんなにも・・・あぁ、泣いてしまいたい!!
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山でしか生きることが出来ない骨の髄まで登山家の漢「羽生丈二」と、彼を追うカメラマン「深町誠」を主軸に物語は進む。羽生の過去を掘り下げていくうちに、深町はやがて、己の心にまで羽生の魂の影響が及び始めていることを知ることになる。登場人物の鬼気迫る表情、生きることに対する凄まじい執念が...
山でしか生きることが出来ない骨の髄まで登山家の漢「羽生丈二」と、彼を追うカメラマン「深町誠」を主軸に物語は進む。羽生の過去を掘り下げていくうちに、深町はやがて、己の心にまで羽生の魂の影響が及び始めていることを知ることになる。登場人物の鬼気迫る表情、生きることに対する凄まじい執念が、圧倒的な画力で描き出されている。漫画というものが表現できる限界までを実現している最高の一作。
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これさえあれば、 もう地球上に山はいらない。 …本屋で買って読め。 本屋にないんならアマゾンで買って読め。 それでも読めないんならBOOKOFFで買って読め。 それでも読めないんだったら それでも読めないんだったら… 思え
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全五巻。 山岳漫画の最高峰だと思っています。 原作も大好きなのですが、原作のストーリーをうまく引き継ぎながら独自の魅力を持っています。 リアリティーをまったく損なう事のない迫力のある画。スピーディーな展開。 全部で1500ページ以上ありますが、一気に読める程にヒマラヤの世界に、山...
全五巻。 山岳漫画の最高峰だと思っています。 原作も大好きなのですが、原作のストーリーをうまく引き継ぎながら独自の魅力を持っています。 リアリティーをまったく損なう事のない迫力のある画。スピーディーな展開。 全部で1500ページ以上ありますが、一気に読める程にヒマラヤの世界に、山岳ロマンの世界に引き込まれます。 原作以上に興奮させられました。
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谷口氏はもう少し絵が上手いと思っていたがそれほどでもなかった。山の雄大さはよく描けていると思うが、人物の全体的なバランスが悪い。
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