空色のアルバム の商品レビュー
実家にかえった時、 本棚にあるのを再読。 以前に読んだはずだが、 ほとんど覚えていなかった。 太宰治の娘じゃなかったら、 はたして この程度の文章が活字になっただろうか? というのが正直な感想。 17歳のころの文章はともかく、 20代になってからのエッセイは 読んでいて、ち...
実家にかえった時、 本棚にあるのを再読。 以前に読んだはずだが、 ほとんど覚えていなかった。 太宰治の娘じゃなかったら、 はたして この程度の文章が活字になっただろうか? というのが正直な感想。 17歳のころの文章はともかく、 20代になってからのエッセイは 読んでいて、ちょっと気恥ずかしいというか、 よくここまでてらいもなく 「いつか出会う理想の相手」を待ち続ける 気持ちをかけるものだなあと思った。 でも、母・大田静子が亡くなった後、 この人がどのように生きたのか、 違う作品も読んでみたい気もする。
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