妖怪ハンター 天の巻(文庫版) の商品レビュー
<目次> 花咲爺論序説 幻の木 川上より来たりて 天孫降臨 黄泉からの声 天神さま <内容> 妖怪ハンターシリーズで、高木神と溶岩樹形、日航ジャンボの事故を巧みに組み合わせた「花咲爺論序説」「幻の木」が秀逸。その「花咲爺論序説」は、のちの「魔障ヶ岳」につながる。「黄泉からの声」...
<目次> 花咲爺論序説 幻の木 川上より来たりて 天孫降臨 黄泉からの声 天神さま <内容> 妖怪ハンターシリーズで、高木神と溶岩樹形、日航ジャンボの事故を巧みに組み合わせた「花咲爺論序説」「幻の木」が秀逸。その「花咲爺論序説」は、のちの「魔障ヶ岳」につながる。「黄泉からの声」は、皿屋敷伝説をうまく使っている。カッパ伝説の「川上から来たりて」、通りゃんせからの「天神さま」も面白いし、「花咲爺序説」からの連作の「天孫降臨」は,力作といっていいだろう。
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読んでいる最中、没頭してしまって、これは実際にあったことなのではと思うくらいだった。 重厚な面白さ。
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稗田先生が考古学の先生ぽい仕事をしてゐる。 祭祀場としてのストーンサークルの関係は実はー はこっちの方が面白い。 なんか見てしまふ。
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薫と美加の兄妹が出てくる生命の木シリーズ。 「花咲爺論序説」「幻の木」「川上より来たりて」「天孫降臨、第1章大樹伝説、第2章樹海にて、第3章若日子復活」「黄泉からの声、第1章井戸のまわりで、第2章読みからの声」「天神さま」
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 〈地の巻〉 ぬばたまの闇の底どよもす呻き声。冥き世界にうごめく異形の者ども…。 異端の考古学者・稗田礼二郎が暴きだす、触れてはならぬ…暗黒の日本史! ! その圧倒的スケールで、漫画界を震撼させた空前絶後の傑作「妖怪ハンター」第一弾! ! 幻のミッシング・ピース「死人帰り」も掲載! ! 暗黒の邪神、深き底より…まいる。 〈天の巻〉 ひさかたの天より降りきたるは、幸神か? 邪神か! ? 甦る超古代の神々。 日本神話に隠された不死の秘法。 禁じられた童歌。 暗黒の祭祀。碩学・稗田礼二郎、生命の木の謎を追う! ! 伝奇コミック浪漫「妖怪ハンター」第二弾! ! 天空より、古の忌まわしき神々…降臨! ! 〈水の巻〉 わたつみの神の国より流れ着く妖しき舟。 底なしの冥き淵より、濃霧をまといて古の邪念と妄執が、おぞましき姿で甦る。 稗田礼二郎が禁断の書を紐解く時、神話は民話と交響し、魔の物語が溢れ出す。 妖怪ハンター第三弾は水と雪と官能の物語。 水泡とともに禍々しき神々…浮かぶ。 [ 目次 ] 〈地の巻〉 〈天の巻〉 〈水の巻〉 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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地の巻・天の巻・水の巻一気読み。何度読んだか覚えていないけどやっぱりおもしろい。なかでも「生命の木」が傑作中の傑作なのは周知の通り。創世記から福音書までをわずか数十ページで描き上げてしまうのは諸星大二郎以外にはいない。
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何度目かの読み直しにつき記事編集。 妖怪ハンターこと、考古学者・稗田礼二郎シリーズを纏めた文庫 ――といっても、まだ完結したわけではなさそうだけど。 単行本『海竜祭の夜』と『天孫降臨』を、 引っ越しの際、誤って処分してしまい、後から購入した全3巻のパート2。 ちなみに、読むべき順...
何度目かの読み直しにつき記事編集。 妖怪ハンターこと、考古学者・稗田礼二郎シリーズを纏めた文庫 ――といっても、まだ完結したわけではなさそうだけど。 単行本『海竜祭の夜』と『天孫降臨』を、 引っ越しの際、誤って処分してしまい、後から購入した全3巻のパート2。 ちなみに、読むべき順序は《地の巻》→《天の巻》→《水の巻》。 で、この《天の巻》ですが。 天木薫・美加兄妹が登場する「天孫降臨」と、それを補完するエピソード集。 単行本『黄泉からの声』の「黄泉からの声」第一章,第二章を同時収録。 そんなワケで、美加ちゃんの成長記録(チビッ子から女子高生に!)として 読むこともできるのが楽しい。
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花咲爺さん、瓜子姫とアマノジャク、などの日本昔話をベースとした民俗学的ロマン奇談。昔話がただの御伽噺ではなくなってしまう。近くの神社が気になってしょうがなくなる漫画。
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絵は下手ですが、日本の民俗に根ざしたストーリーなのでそちらに興味のある方は読んでも損はしないでしょう。文字が多く読むのに時間がかかります。
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