MIDWAY歴史編(文庫版) の商品レビュー

星野之宣(著者)

2012/01/23

商談先の人に薦められて。

「はるかなる朝」
激しい風や擬音の大げさが時代を感じさせる。

「月夢」
これが推薦のもの。
大変興味深い。

「メドゥサの首」
妙にエロチックな日本人の女の子の、表情が面白い。
ギリシア人の奥様が若さに嫉妬し……
現代に繰り返すメドゥサのシーンは素晴らしい。

「日高川」
ガブ……小道具が小道具を越える。

「ボルジア家の毒薬」
この短篇集の中では最も重厚な作品。
ダビンチ……

「鎖の国」
源内がふたり！？

「白雪の伝説」
宗像教授もの。
アイヌ、コロポックル、コボルト、黄泉国、白雪姫……と奔放に駆け巡り結びつけられる伝説たち。
面白いのはわかるが正直ぴんとこず残念。
どうでもいいが、ＡＫＩＲＡの大佐みたい。

「イワン・デジャビュの一日」
これもよくわからず。