バラ色の明日(文庫版)(1) の商品レビュー
手持ちの本。 昔連載時に読んで衝撃を受けた1冊。 1「狸ばやしが聞こえる」はセリフが秀逸。 2「巷に雪が降るごとく」どこを取っても映画のような作品。 3「FIGHT!」この男最悪!と思ったけど不思議と印象に残る作品。しかし殴られて流産したのにその男とよりは戻さないだろう…なんてダ...
手持ちの本。 昔連載時に読んで衝撃を受けた1冊。 1「狸ばやしが聞こえる」はセリフが秀逸。 2「巷に雪が降るごとく」どこを取っても映画のような作品。 3「FIGHT!」この男最悪!と思ったけど不思議と印象に残る作品。しかし殴られて流産したのにその男とよりは戻さないだろう…なんてダメンズ。 4「おひさまの日々」この後続編もあるけれど、続編の方が好き。 5「頼ちゃんはかなわぬ恋をしている」「巷に…」の続編。ラストに小さく「巷に花の咲くごとく」と書いてあるのはこの題名にしたかったからなのかな。前篇からだいぶ時間が経っているから内容重視の題名にした(しろと言われた?)のかもしれなかったけど、こっちの方がいいような。登場人物たちの気持ちが伝わってきて、目の前で起きたことのような、自分の中に傷として残ってしまうようなつらく優しい作品。
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いくえみ綾の作品を読むのは20年振りくらい。少し絵が変わってた。中心人物が大人になってた。でもこの人の描く作品はやっぱりせつない。たくさん泣いてたくさん笑って…じぃーんと胸に響きます。
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いくえみ綾先生の短編集。第45回小学館漫画賞受賞作品。オムニバスでいろんな男女の恋と明日を描いてます。ありがちな恋愛だけど、どこかピュアな人物たちの素敵な物語です。
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