Dr.NOGUCHI(文庫版)(1) の商品レビュー
もう10年以上前に週間少年マガジンに連載されていた漫画です。 野口英世のもともとの名前が清作だということを知っている日本人はどれくらいいるのでしょうか? 連載当時僕は小学生だったけれど、この漫画がすごく好きだったので、「野口英世ってすごい人なんだなあ」と子ども心に考えたもの...
もう10年以上前に週間少年マガジンに連載されていた漫画です。 野口英世のもともとの名前が清作だということを知っている日本人はどれくらいいるのでしょうか? 連載当時僕は小学生だったけれど、この漫画がすごく好きだったので、「野口英世ってすごい人なんだなあ」と子ども心に考えたものです。 いま文庫を手にして再び読んでみると、あのころ以上にこの作品のすばらしさを感じることができます。 努力することの大切さを教わります。 また、むつ利之先生の絵がかわいく、親しみを覚えます。 手術で左手が治る話では、涙で文字が読めませんでした。 母・シカのように「がんばれ清作!」と声を掛けたくなる場面が随所にあります。 僕は、日本で最も偉大な人物は野口英世だと思います。 「人間ドン底にいれば なんだってできんだ!」
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これまた貸してくれたので読みました。全巻読了。 わたし好きじゃないんですよね。「弱者の人物を励まし、肯定し、ヒーローにする物語」。 うーん、言葉が足らないな。「弱者を受け入れ励ます物語」は別に嫌いではないと…思う。なんだろうなぁ。これは好きじゃなかったんだ。見方が偏ってるというか、描かれ方が。 「雑草根性でここまで這い上がれるんだ!君たち(読者)もやればできる!」みたいな漫画家自身の匂いを嗅ぎ取ったのかも。 「野口英世の生き方に励まされることは構わないけど、別にわたし、あなた(漫画家)にそれは言われなくていいわ。」みたいな。 あぁ、読み手をそのように限定して捉えているのかもなぁ。読み手は這い上がる前の野口英世のような状態だと。そこにイラッときたのかもw わたしは恐らく「雑草側」だけど、人に励まされなきゃならないほど落ちぶれてるわけでもないし、万人に向けた励ましなんかに心動かされるほど切迫した精神状態でもない、みたいな。あれ?それってもしかして末期状態? なんか、話の構造も単純っていうか。「失意や迷いの中にいて、キーパーソンが現れて、なんとなく解決の糸口を見出して『よし、がんばろう!』」みたいな。 話っておおよそそういうもんなのかもしれないけど、2,3話でそれをまとめたものが8巻まで続くような構造だと飽きが来る…ってわたし何様よ、ってかんじよね。その単純構造が「励まし」に映ったように見えて深みがないように感じたっていうか私の年齢向けではなかったと思いました。 でも貸してくれたので読みきりました。
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全17巻 写真の関係で文庫となっていますが、私が持っているのはコミックの方です。 野口英雄の一生を描いた物語。 貧しいところで育ったために、いじめに会ったり、さまざまなところでけなされていきます。それでも自分の夢をあきらめずに懸命に生きていきます。 むつ先生は、人が感動するところ...
全17巻 写真の関係で文庫となっていますが、私が持っているのはコミックの方です。 野口英雄の一生を描いた物語。 貧しいところで育ったために、いじめに会ったり、さまざまなところでけなされていきます。それでも自分の夢をあきらめずに懸命に生きていきます。 むつ先生は、人が感動するところをしっかり把握している感じがします。ボロボロです(涙
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