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金田一少年の事件簿(文庫版)(File3) の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2023/05/12
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殺人は絶対にいけないことだけど、犯人に「殺したことを後悔してない」とまで言わせる、雪夜叉の動機が辛いです…。氷橋の強度は驚きですねー。 玲香ちゃんと明智さんの初登場こんなに早かったっけ笑

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2021/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

トリックの壮大さ、伏線の回収、明智警視の推理の釈然としなさがどれも納得のいくものであった。 特に、「女は2つの顔を持つ」という冒頭に真理奈が金田一に告げた何気ない一言が、実は彼女が真犯人であると分かるラストに向けての伏線になっていたことに読み返して気付いたときにはよくできていると思った。

Posted byブクログ

2021/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 吹雪のなかの復讐劇。雪夜叉伝説殺人事件。雪深い背氷村で行われたドッキリ番組の撮影中、本当の惨劇が起きてしまう。事件の真相解明に向けて、金田一少年とエリート警視・明智がお互いの推理を戦わせる! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。

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2014/04/29

【雪夜叉伝説殺人事件】収録。 明智警視初登場。しかし、犯人当てを賭けたり、しっかり調べず玲香を犯人にしたり、真犯人のミスリードにまんまと引っ掛かるなどの醜態を晒しています。 ついでに言うと、玲香犯人説の決め手が明石の盗撮ビデオ。酷い有り様でした。 お話は楽しめましたが、密室は初歩...

【雪夜叉伝説殺人事件】収録。 明智警視初登場。しかし、犯人当てを賭けたり、しっかり調べず玲香を犯人にしたり、真犯人のミスリードにまんまと引っ掛かるなどの醜態を晒しています。 ついでに言うと、玲香犯人説の決め手が明石の盗撮ビデオ。酷い有り様でした。 お話は楽しめましたが、密室は初歩的なトリックでしたし、橋のトリックは最初は「ほぉ」と思いましたが、「どうやってロープを張ったのか」とか「準備する時間はどこにあったのか」など疑問に思いました。

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2011/02/19

TV局のバイトとして、雪深い寒村を訪れた金田一一。「雪夜叉」伝説の残るこの村で、出演者たちが殺人事件に巻き込まれるという”ドッキリ”番組の収録がスタートするが・・・。 突如現れた「雪夜叉」、そして起こった”本当の”殺人事件。しかしそれは、新たなる連続殺人の幕開けにすぎなかった -...

TV局のバイトとして、雪深い寒村を訪れた金田一一。「雪夜叉」伝説の残るこの村で、出演者たちが殺人事件に巻き込まれるという”ドッキリ”番組の収録がスタートするが・・・。 突如現れた「雪夜叉」、そして起こった”本当の”殺人事件。しかしそれは、新たなる連続殺人の幕開けにすぎなかった - 。 呪われた伝説、容疑者全員にアリバイがある不可能犯罪、隠された過去・・・。複雑に絡み合う謎の数々に一(はじめ)が、敢然と立ち向かう! (本書カバーより引用) 記念すべき明智警視と速水玲香の初登場作品。 明智警視って、こんなに嫌なヤツだっけ?(苦笑) そう言えば、ドラマ化されたときに明智警視を演じた役者さんも嫌味タップリに演じていたなぁ。ま、演技の技量は別にして。 明智警視は東大卒のキャリア組で、頭でっかちの鼻持ちならないヤツというのが最初の設定キャラだったらしい。その後、金田一くんのよきライバル(相棒?)となるけれどね。 さて、本家の「金田一耕助」でも田舎の言い伝えや童唄などをモチーフに殺人事件を描くことが多い。それがまたまがまがしいというか、妖しい雰囲気を醸し出しているわけだ。 こちらもその地で語られる「雪夜叉伝説」を真似て殺人事件が起きる。かつて貧しい村から身売りに出された女が赤子を連れて帰ってきたが、人買いの報復を恐れた村人は女をかくまおうとはしなかった。そうして赤子は死に、女は雪夜叉となって村人たちに復讐しに来るという。 愛するものを奪われた悲しみと絶望が、一人の女を「夜叉」に変えてしまった。 その夜叉の姿をした犯人が連続殺人を起こしていく。 1番最初(と思われた)の殺人は、不可能犯罪。雪で閉ざされた犯行現場にいる全員にアリバイがある。ここで、明智警視が金田一少年に推理勝負をしかける。金田一少年は、殺人事件をゲームのように扱う明智に対して嫌悪感を抱く。 不可能犯罪と思われた殺人事件に使われたトリックは、ほほぉ~と思う。これはどっかから拝借したトリックじゃないよね? 小さな証言も見逃さず、一つ一つに意味を見つけようとする金田一少年の勝利。 その後の作品では、金田一少年に負けず劣らずの頭の回転の良さを見せ、金田一少年とツーカーの仲になる明智警視にしては、かなりお粗末な推理を展開している。最初の設定から相当キャラが変わったのね。 速水玲香ちゃんも、最初から裏では苦労しているアイドルとして登場。ちょっと生意気で我が儘だけれど、憎めないキャラ。こちらは今も同じだ。 後々の準レギュラーたちの初登場作品として、まずはおさえておきたい作品。

Posted byブクログ

2012/10/26

犯人にとってもかなり勇気のいるトリックではないでしょうか!氷点下の雪国ならではのトリック。一度「犯人自殺」で事件は解決…と思わせておいて、実は真犯人は!って展開は推理まんがの王道のひとつだな。寒い中、最後まで推理に頭を働かせた金田一。ご苦労さんでした。

Posted byブクログ