虹のナターシャ(文庫版)(上) の商品レビュー
題材とか素材はとっても面白くて、男言葉のロシアン美女の主人公とかキャラクターも個性的で素敵なんですけど、いまいち燃えきれなかった。なんでだろう。相手役の男性が淡白すぎたのかな。。全体的に思ったより淡白で読後の印象に残りませんでした。大和さんの他の作品はすごく大好きなんですけど、ナ...
題材とか素材はとっても面白くて、男言葉のロシアン美女の主人公とかキャラクターも個性的で素敵なんですけど、いまいち燃えきれなかった。なんでだろう。相手役の男性が淡白すぎたのかな。。全体的に思ったより淡白で読後の印象に残りませんでした。大和さんの他の作品はすごく大好きなんですけど、ナターシャはハマらなかったなぁ。でも、設定とかキャラクターは好きです。
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愛のない結婚が当然だった貴族社会で、ロシア宮廷の歌姫と日本の貴族の間に生まれたナターシャちゃん。 ありがちなことに貴族さんには日本に奥さんも子供もいたので、彼女を上海で人に預けて帰国しました。 歌姫のお母さんは、ロシア革命で生死不明なんだ。 ナターシャちゃんがいじめられてもメソメ...
愛のない結婚が当然だった貴族社会で、ロシア宮廷の歌姫と日本の貴族の間に生まれたナターシャちゃん。 ありがちなことに貴族さんには日本に奥さんも子供もいたので、彼女を上海で人に預けて帰国しました。 歌姫のお母さんは、ロシア革命で生死不明なんだ。 ナターシャちゃんがいじめられてもメソメソしない元気でたくましい女の子に描かれていて、暗くなりがちな主題をさわやかに楽しむことができるよ。 時代に押し流されないたくましい女性像としてとっても好感のもてるお話です。
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最近めっきりお目に掛かる機会が無くなった大河系少女漫画。租界時代の上海、混血の美少女、阿片窟・・・。胸がドキドキするキーワードがこれでもかと詰まった名作。
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1996年に宝塚で舞台化されたそうです。古典的な少女マンガメロドラマを描きたかったのだろうけれど、目新しいところがないせいか、心に引っかかる所がないのです。決して面白くないわけではないのです。時代背景を踏まえた物語の緻密なつくりは感じるのですが…、何故かわたしにはしっくりこないの...
1996年に宝塚で舞台化されたそうです。古典的な少女マンガメロドラマを描きたかったのだろうけれど、目新しいところがないせいか、心に引っかかる所がないのです。決して面白くないわけではないのです。時代背景を踏まえた物語の緻密なつくりは感じるのですが…、何故かわたしにはしっくりこないのです。どこが悪いってわけではないんですけれど、何故なんだろう…悩んでしまいます。(全2巻)
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