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シガテラ(6) の商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

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2023/08/24

賛否あるようですが、終わり方が好きです。 好きだけど哀しくて苦しくて読み返せない。 心にぽっかり穴が空いたような、 でもなるべくしてなったような、 こうなるしかなかったような。 結局何だったんだろう、て思わせることこそが、 どんなにドラマチックでも、平凡でも普通でも、 敢えて陳腐...

賛否あるようですが、終わり方が好きです。 好きだけど哀しくて苦しくて読み返せない。 心にぽっかり穴が空いたような、 でもなるべくしてなったような、 こうなるしかなかったような。 結局何だったんだろう、て思わせることこそが、 どんなにドラマチックでも、平凡でも普通でも、 敢えて陳腐にまとめると青春なんだろう、と。 今なら読み返せる気がします。読みたい。 バイクの描写は痺れます。残った現実と非現実。

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2012/08/07

うわー、読みたくないもの、読んじゃったなぁ。もう、ドッロドロの感じで、なんか、すっごいイヤーな気分になった。。。うひー。。。(12/3/20)

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2012/06/05

25歳。滝川のラーメン屋で出会う。最終話になっとくいかない。ラストかなりブルーになる。作者の魅力に取り憑かれる

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2012/01/27

最終話の展開は泣けました。オトナになるってことは、なんとも切ないけど、だからこそ人生は素晴らしいんだと。 心に残ったフレーズ 『まず基本的に「自分は一人で生きていく」といじけ気味の強い覚悟を決める。 その上で、もし「一緒にいたい」と言ってくれる人がいたら、心から感謝して共に生きる...

最終話の展開は泣けました。オトナになるってことは、なんとも切ないけど、だからこそ人生は素晴らしいんだと。 心に残ったフレーズ 『まず基本的に「自分は一人で生きていく」といじけ気味の強い覚悟を決める。 その上で、もし「一緒にいたい」と言ってくれる人がいたら、心から感謝して共に生きる。』 僕は、ほんと古谷実好きです。不完全なところが、信用できる。 村上春樹、宮本輝レベルに好きです。これから彼のコミックは全部読みます。

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2016/01/17

美少女、キチガイ、ヤクザ…。非現実があったからって普通のサラリーマンになって奥さんがいて、っていうのはおかしいことなのか?現実そんなもんか。

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2009/10/20

古谷実はこれだけ読んでも意味ないんだな、と思った。 どうやら変遷を追って行かないとよさは分からないらしい。 稲中も適当に読んでいた私には、中々何をどう評価すればいいのか分からない。 主人公は平凡である事を善と感じているようだけど、非凡であらんと生きようとしている人間には共感出来...

古谷実はこれだけ読んでも意味ないんだな、と思った。 どうやら変遷を追って行かないとよさは分からないらしい。 稲中も適当に読んでいた私には、中々何をどう評価すればいいのか分からない。 主人公は平凡である事を善と感じているようだけど、非凡であらんと生きようとしている人間には共感出来なかった。(まぁ結局平凡なヤツだ、という事実はさておき。)

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2009/10/07

小説に近い構造。 本当の日常は「超愛してるよナグモさーん」とか嘘っぽいこと全力で言ってる空間だけで、 あとは全部非日常。 グリーンヒルの少し先を描いた感じ。 最終章「大人」 の、高井、谷脇の日常やそれぞれの違った平凡が、それまでの「超愛してるよ〜」の世界のリアリィが...

小説に近い構造。 本当の日常は「超愛してるよナグモさーん」とか嘘っぽいこと全力で言ってる空間だけで、 あとは全部非日常。 グリーンヒルの少し先を描いた感じ。 最終章「大人」 の、高井、谷脇の日常やそれぞれの違った平凡が、それまでの「超愛してるよ〜」の世界のリアリィがぐっと増す効果を出していて良い。

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2009/10/04

古谷実の漫画の中でも特に好きな作品。 ラブストーリーだけどウェットじゃなくてカラカラした感じが古谷実テイスト。 ラストもすごく好きです。 なぜかこれを読むと岡崎京子の「愛の生活」を読みたくなります…

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2009/10/04

僕は、古谷実作品の中でも『シガテラ』は最高傑作だと思っているのです。古谷作品の要「非日常」(=毒「シガテラ」)を要所要所に盛り込みつつも、やはり本当の見せ場は思春期のオギぼーの心の葛藤に対する描写、つまらない奴になったと振り返りつつも見られる確実な成長です。 何だか巣立つ雛を...

僕は、古谷実作品の中でも『シガテラ』は最高傑作だと思っているのです。古谷作品の要「非日常」(=毒「シガテラ」)を要所要所に盛り込みつつも、やはり本当の見せ場は思春期のオギぼーの心の葛藤に対する描写、つまらない奴になったと振り返りつつも見られる確実な成長です。 何だか巣立つ雛を見守るような心境で読み進めることができるような作品。そんな読みかたをした場合、ラストのオギぼーの台詞「やるじゃないか荻野優介、思いのほか立派になったじゃないか」に泣かされます。

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2009/10/04

青臭い名作。敢えてつっこんだ部分まで書かないのは照れなのかもしれない。が、そこがさっぱりとして読みやすいと思う。そこらへんがシガテラというタイトルの意味かな。モラトリアムだとかノスタルジーだとかよくわかんないし、おもしろくはないかもしれないけど好き。

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