攻殻機動隊(デラックス版)(2) の商品レビュー
草薙素子がフィジカルも強すぎるし、知能も高すぎるし、人形使いと融合して全知全能になっており、これはもう人類最強どころかもう神だろ、なんで公安とかに収まってるんだと思っていたら本当に神になるところまで行ってしまう話。なお、霊能局のセリフは全部意味不明
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物語後半は、生命工学と神学がこねくり回されるような展開になってくるので、初代攻殻機動隊のような純粋サイバー警察モノを期待していると混乱すること必至。 ただこれは作者が宗教に落ちたわけではなく「学者が研究を進めていくと、ふとその法則性や成り立ちに神の意志を感じてしまう」という現象を...
物語後半は、生命工学と神学がこねくり回されるような展開になってくるので、初代攻殻機動隊のような純粋サイバー警察モノを期待していると混乱すること必至。 ただこれは作者が宗教に落ちたわけではなく「学者が研究を進めていくと、ふとその法則性や成り立ちに神の意志を感じてしまう」という現象を絵に落としただけと考える。実際こういうきっかけから宗教に入る学者もいる(知り合いの学者は「それは学問の敗北、研究の学徒としての放棄なので絶対にあかん」と無神論を貫いていた)。
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ワオ…危険領域。 1個人では抱えきれないとはいえ全人類とは言えない規模の知識群に、己を問いかけ続けたら、見出すのは歪んだ自分(歪んた鏡)だとは私も思う。検索ワードを選ぶ、問いかける、のは自分。私の制約内なのだから。ツールは使う人の能力以上のものは与えてくれないと思う。行き詰まったら、解決策は自分の中には無い。 生命の樹の根本にあるものって…ビッグ・バン?? 分裂素子はそれぞれのプロセスで新しい生命体を創ろうとしていたのかな。 人間と違う生命体があったとして、在りようが人間に知覚できるとは限らないと思うのよね。 電脳から精神世界すぎて、親和性が高いのはわかるけれど、アクセスが難しすぎまする。 熱ダレしました。 あと全編通してほぼスッポンポンでお腹いっぱいです。 アニメではマックスとかムサシをタチコマにしてたのは本当にリスペクトを感じる。頑張って分かりやすくしてくれたのではないか。
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バトーやトグサといった公安9課の面々がチームワークを発揮した前作とは異なり、本作は電脳空間での荒巻素子のスタンドプレイによる電脳戦が主体。 このため、タイトルを攻殻機動隊「隊」ではなく攻殻機動「体」にすることも検討されていたことも作者が述懐するほどです。 前作『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』から4年5ヵ月後の2035年3月6日。 ネットの海で人形使いと草薙素子の融合体は、別のゴーストと融合を繰り返し、同位体を生み出していた。草薙素子の11番目の同位体で巨大多国籍企業ポセイドン・インダストリアル社の考査部長である荒巻素子が、同社傘下のメディテック社所有の豚クローン臓器培養施設が襲撃されるという事件を調査するうち、他の同位体たちと接触する。 内容も描写も抽象度が増し、前作のストレートな続編を望んでいた読者には肩透かしかも。 そして、草薙素子が直接登場する場面は少ないものの、大半がその同位体たち(荒巻素子、ミレニアム、アンタレス、スピカ等)による攻防という点も、読者の好みを分けそうです。かくいう自分も、結局、素子による一人芝居か?みたいな感想は抱きました。が、生老病死を持ちながら模倣子(ミーム)は完全に継続性を保つ知的人工生命である珪素生命体との融合をめぐって、推進派の草薙素子と慎重派の荒巻素子で見解が分かれるところに、この作品の深淵を見ましたね。
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書いてあるセリフやら、7割8割方理解できない笑 主に草薙素子(であったもの、またはその一部)の電脳の内部で起こっていることを絵とセリフにしたもの。 第一巻とは全然趣が違うので、途中で挫折する人も多いのではないか、と推測する。もう完全に士郎正宗の頭の中というか、趣味全開に突っ走っ...
書いてあるセリフやら、7割8割方理解できない笑 主に草薙素子(であったもの、またはその一部)の電脳の内部で起こっていることを絵とセリフにしたもの。 第一巻とは全然趣が違うので、途中で挫折する人も多いのではないか、と推測する。もう完全に士郎正宗の頭の中というか、趣味全開に突っ走っている。艶かしい女体の描写が多いのも趣味だろう。こういう女体に様々な姿勢を取らせ様々な角度から描いてみたいという願望である。そこに批判が集まるのも想像できる。 だけどこれを出版したという事実がもうそれは物凄いことなのであって、攻殻機動隊の原作に果てしない奥行と、他人がどう解釈しても追いつかないくらいの深みを与えているんだろう。まだまだこれから先も付随する作品が生まれ続けそうである。 しかし人形使いと融合した草薙素子、ネット上で自分の分身とも呼べる存在(同位体と表現されている)をナンボでも生み出せるようになっていて、それは世界中のどこにでも存在できてどこにでも形をなせる(あくまでネットがあるところなら、だけど)わけで、もうそれは神と言っていいのでは?とは思ったけど、作中ではネットそのものを神のように描いている。素子=ネット=神で、個=全になったと捉えていいのかな、わからないけど。限りなく森羅万象。霊能力者の環の存在がまだちょっとよくわからない。 この作品が理解できる人は頭がいいんだなあ。士郎正宗は天才もしくは狂人ですね。
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ゴーストのみの知的生命体となった素子の進化の次の段階。用語と思考が不明でよく理解できず。 珪素生物(の設計書)と融合すると何ができるようになるのか? 望み通りの身体を手に入れられるようになるのか?最初の人形使いとの融合で捨てたものをわざわざ? 自由に生命を生み出せるようになるの...
ゴーストのみの知的生命体となった素子の進化の次の段階。用語と思考が不明でよく理解できず。 珪素生物(の設計書)と融合すると何ができるようになるのか? 望み通りの身体を手に入れられるようになるのか?最初の人形使いとの融合で捨てたものをわざわざ? 自由に生命を生み出せるようになるのか?この線が近い気はするのだが、それは設計書が出来上がった時点で人類に可能になったことであり、生命の樹が揺らいだのが素子が融合した時点であることと合致しない。そもそも、人形使いと融合した時点で、ゴーストを持った子孫を電脳内に残せるようになってるし、作者は個々の生命の核をゴーストだと考えてこの話を作ってるわけだから、実体のある生命を作れるようになることを殊更センセーショナルに扱う理由がよく分からない。 とここまで書いてようやく一つの解が見えた。素子目線ではなく、人形使い目線で考えるのだ。元々人間の作ったプログラムだった人形使いが、まずはゴーストを得、ついに実態のある生命を手に入れた。そう考えると、たまきが見た最後の場面も納得がいく。
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諸星大二郎リスペクトな設定がぶわーって出てる。 「オンラインゲームへ入ってゲームの「外」からなんかする」のはまぁかう言ふもんでせう。 作者のガソリンエンジン描きたいモチベは、なんか読んでしまふ。
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1巻では草薙素子が主人公なのに対して2巻では荒巻素子が主人公。えー、どいういうことなの!?としばらくハテナになっていたのだがラストあたりでようやく意味がわかる。残念ながら公安9課のメンバーはほとんど登場せず。 今回は電脳戦が多く、何が起きているのか話も入り組んでいてパッと読んで...
1巻では草薙素子が主人公なのに対して2巻では荒巻素子が主人公。えー、どいういうことなの!?としばらくハテナになっていたのだがラストあたりでようやく意味がわかる。残念ながら公安9課のメンバーはほとんど登場せず。 今回は電脳戦が多く、何が起きているのか話も入り組んでいてパッと読んで理解するのが難しかった...。何回も読みたい感じ。それでも随所に作者の思想が垣間見えるのでやっぱり面白い。AIが行き着く先には何があるのか?がテーマになっているかな。テクノロジーの話かと思いきゃ、宗教的でも神秘的でもあるように感じた。 アニメも面白いので是非。
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これは面白くありません。 なんですか、1巻とは比べるべくもない。 カバーに「お詫びと訂正」として、この本は1巻の続きじゃなくって、まったく違うものなので、1巻の続きと思って買った人、ゴメンなさい、などと言い訳があります。 まぁそれはどうでも良いのですが、絵にばっかり力が入っていて...
これは面白くありません。 なんですか、1巻とは比べるべくもない。 カバーに「お詫びと訂正」として、この本は1巻の続きじゃなくって、まったく違うものなので、1巻の続きと思って買った人、ゴメンなさい、などと言い訳があります。 まぁそれはどうでも良いのですが、絵にばっかり力が入っていて、ストーリーがよくわからないし、それを説明しようという感じでもありません。1巻の時のような哲学的な何かも見当たらないし、ちょっと残念ですね。 しかしカラーページはかなり多く、しかも独特のCG絵です。CG絵は悪くありませんが、、、
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やばすぎて泣けてくるほどの名作。サイバーパンクSFに刺激を受けているのか、与えているのかなどどうでもよくて、近未来を可視化したという意味では、世界的な衝撃を与えた作品。マイクロマシン、人工知能、ハッキング、この作品のファクターのほとんどが現実化した恐るべき予言の書でもある。
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