ボクの一生はゲゲゲの楽園だ(4) の商品レビュー
漫画家水木しげるの自叙伝マンガ第四巻。 戦争が終わり、島に残り一緒に暮らすことすら考えた"森の人"と別れ、本土へ復員。片腕を失った体で戦後の混乱を生き延びるうち、紙芝居作家、貸本漫画家へと。 運命に導かれ。なんていうと聞こえはいいけれど、食うや食わずやの日々...
漫画家水木しげるの自叙伝マンガ第四巻。 戦争が終わり、島に残り一緒に暮らすことすら考えた"森の人"と別れ、本土へ復員。片腕を失った体で戦後の混乱を生き延びるうち、紙芝居作家、貸本漫画家へと。 運命に導かれ。なんていうと聞こえはいいけれど、食うや食わずやの日々に右往左往。それでもどこかユーモラスに戦後の日々が描かれる。
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ようやく続きを読めた。4巻ではついに太平洋戦争が終わり、南方から日本に帰国。マラリアによって片腕を切断していたのでそれの手術や治療のために東京に住むことになり、麻酔の量が少なかったのでやたら痛かった手術のことや、紙芝居で生計を立てようとするも立たず、常に空腹だったこと、武蔵野美術...
ようやく続きを読めた。4巻ではついに太平洋戦争が終わり、南方から日本に帰国。マラリアによって片腕を切断していたのでそれの手術や治療のために東京に住むことになり、麻酔の量が少なかったのでやたら痛かった手術のことや、紙芝居で生計を立てようとするも立たず、常に空腹だったこと、武蔵野美術学校への入学、学校の教室が資金不足によりうどんやに貸し出されたり紙芝居から貸本漫画家になったりとのあわただしい毎日、が描かれている。本当に運と奇跡で生還したんだなー。 4巻最後のよくわからない人をアシスタントに雇うものの突然発作で倒れて病院を捜している間に失踪、後にはよくわからないべたべたした液体が残されていたっていうエピソードが本当の妖怪話みたいで笑った。
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解説 ・自伝の楽しみ(竹内オサム) ・水木しげるの冒険旅行(大泉実成) ・パレンケで会った水木さん(鶴見俊輔)
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