おいしい関係(文庫版)(7) の商品レビュー
5巻あたりから敵役だった波多野さんのエピソードが一応の決着を見せる。やや甘い結末だけど、これでいいのだろう。 改めて思うのだけど、登場人物の表情がいい。絵がいいのだと思う。表情だけで、その人がなにを考えているのか、なにを感じているのかがうんと伝わってくる。たとえば、ある言葉を聞...
5巻あたりから敵役だった波多野さんのエピソードが一応の決着を見せる。やや甘い結末だけど、これでいいのだろう。 改めて思うのだけど、登場人物の表情がいい。絵がいいのだと思う。表情だけで、その人がなにを考えているのか、なにを感じているのかがうんと伝わってくる。たとえば、ある言葉を聞いたときの登場人物の顔を順番に絵にするだけで、十分に物語が見えてくるような絵なのだ。言葉にならない心を、言葉の代わりに表現できる手段を持つ作者はすごいなと思う。
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嬉しい どんな体当たりしても大丈夫なすごい目標が 私の周りには、すぐそばにはこんなにいる(p.168) ねえ自分のこと「バカらしい」って言えるのすごいよね そういう瞬間って、私、大好きなんだ 「あたしってちっちゃいなァ」って骨身にしみて思える時 実はひとつ大きくなってるっていう...
嬉しい どんな体当たりしても大丈夫なすごい目標が 私の周りには、すぐそばにはこんなにいる(p.168) ねえ自分のこと「バカらしい」って言えるのすごいよね そういう瞬間って、私、大好きなんだ 「あたしってちっちゃいなァ」って骨身にしみて思える時 実はひとつ大きくなってるっていうの?(p.188) 織田さんは千代ばあに、私は織田さんに・・恩がある こういうつながりを何て言うのかわからないけれど、 どんな現実のつながりよりも、どんな本当のことよりも 私の中ではリアルで、大切なものだ・・(p.252) 大きくやればやる程、味がおちるのが料理の本質だ 料理は金を生むための商品じゃない 1人の人間から1人の人間へ手をかけて差し上げる心だ(p.307)
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