1,800円以上の注文で送料無料

おいしい関係(文庫版)(6) の商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/08/04

 主人公百恵が完全に壊れてしまう前半に驚く。悩みに悩むときというのはこんな風だろうと思う。だけど、転んでもただでは起きないというか、結果的に自分だけではなくて周囲の人間まで前向きに変えてしまうのが、この主人公のすごいところである。料理がいいんだと思う。登場人物の一人、高橋薫がどこ...

 主人公百恵が完全に壊れてしまう前半に驚く。悩みに悩むときというのはこんな風だろうと思う。だけど、転んでもただでは起きないというか、結果的に自分だけではなくて周囲の人間まで前向きに変えてしまうのが、この主人公のすごいところである。料理がいいんだと思う。登場人物の一人、高橋薫がどこかの巻で言っていたけど、料理って愛情を一番素直にたたえることができる器なのだと思う。  まあ、冷静になって考えれば都合のいい偶然がいくつもあるとは思う。そのあたりは物語だから許してもらうとして、というところか。  後半、主人公が戻ってからの戦いの部分については、正直言えば先が見えている気がしてあまり興味を持って読めなかった。相手をどうにかしてあげよう、というのがおせっかいな上から目線ではなく、それなりの説得力を持って感じられるところが救いだと思う。

Posted byブクログ

2020/07/15

織田さんが教えようとするのは技術だけ 私がギャアギャア言うのはハートのことだけ ずっとずっと一方通行同士 たった一瞬、別れぎわ、触った気がした 1年も時間をおいて、また今日、ちょっと触った 伝わってた(p.268) 料理しかない 私が人と関わっていくのに持ってる方法は 料理しかな...

織田さんが教えようとするのは技術だけ 私がギャアギャア言うのはハートのことだけ ずっとずっと一方通行同士 たった一瞬、別れぎわ、触った気がした 1年も時間をおいて、また今日、ちょっと触った 伝わってた(p.268) 料理しかない 私が人と関わっていくのに持ってる方法は 料理しかない!(p.118)

Posted byブクログ