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バガボンド(16) の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2017/08/20

剣術の才能の片鱗をのぞかせる小次郎ですが、自斎は彼を愛するがゆえに、あえて剣術を教えようとしません。しかし小次郎は、それでも自斎に何度も戦いを挑み、その中で少しずつ才能を開花させていきます。 そんなある日、かつて自斎の弟子だった伊藤一刀斎が彼のもとを訪れ、小次郎は猫ではなく虎だ...

剣術の才能の片鱗をのぞかせる小次郎ですが、自斎は彼を愛するがゆえに、あえて剣術を教えようとしません。しかし小次郎は、それでも自斎に何度も戦いを挑み、その中で少しずつ才能を開花させていきます。 そんなある日、かつて自斎の弟子だった伊藤一刀斎が彼のもとを訪れ、小次郎は猫ではなく虎だと見抜きます。そして、一刀斎に若き日の吉岡伝七郎を含む5人の剣客が戦いを挑んだことをきっかけにして、小次郎は修羅の道へと入り込んでいくことになります。

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2017/06/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

自斎が始めた剣術道場にも弟子が集まるようになり、幼い天鬼も弟子として剣を揮っています。しかしながら小次郎には断固として剣を教えない自斎。 小次郎は来る日も来る日も自斎の帰りを待ち伏せては戦いを挑みます。 自斎の小次郎への愛はもちろんのこと、小次郎の自斎への愛情も感じます。 そんな二人の家を訪ねてくる、自斎の弟子の伊藤一刀斎。 自斎を負かした弟子なだけにもっと鼻持ちならない人物を想像していましたが、 未だに一番弟子と公言する面もある掴みどころのない豪胆な人です。 伊藤を探していた吉岡伝七郎や植田たちと小次郎を焚き付けて戦わせ、戦いの道を小次郎に示します。 余計なことを、と一概には言い切れない、人生の不可思議さです。 またここまで天鬼の幼少期を知り、6巻で既に殺されたあの男が天鬼であると思うと非常に悲しいものがあります。

Posted byブクログ

2015/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

言葉については井上さんもあとがきで書いていたけど、小次郎って直接的な言葉を持たないせいなのか、内面に迫っていくような描写って武蔵ほど多くない気がするんだけど、ある意味で武蔵の延長にいるキャラクターのような気もするなぁ・・・。

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2014/06/10

佐々木小次郎を幼少期よりここまで描くというのは素晴らしいと思う。鐘巻自斎の小次郎への愛がすごく伝わってくる。

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2013/06/13

小次郎のこの色気は何?!言葉を話せない分目が口ほどに物を言っているのか…。それにしても本当に井上先生は魂を削ってこの作品を描いてらっしゃるんだなぁと思いました。

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2012/10/21

小次郎が青年に♪伊藤一刀斎との出会いから遂に小次郎の眠っていた虎の感情が動き出す。「師を相手に手加減するとは何事か 無礼者!!」にめちゃくちゃシビれる♪

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2011/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

レ。 「師を相手に手加減するとは何ごとか無礼者!」の後の鐘巻自斎の顔気合入ってんなぁ。 虎が猫として生活していくのは無理なんだろうな。 小次郎、鐘巻。お互いにそのことをどこかで理解しているのだと思う。 あれこれって全然ペンで描いてないのかな。

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2011/04/21

出版社/著者からの内容紹介 佐々木小次郎17歳。 青年の運命は今、大きく動き出す!! こんな幼少時代をすごしたら剣術なんかもちがったりするかもしれないなぁ?? なんて色々考えてしまいます。 常人では感じたり、できないこともうまく出来たりしそうな気もして。。。 色々学びたくな...

出版社/著者からの内容紹介 佐々木小次郎17歳。 青年の運命は今、大きく動き出す!! こんな幼少時代をすごしたら剣術なんかもちがったりするかもしれないなぁ?? なんて色々考えてしまいます。 常人では感じたり、できないこともうまく出来たりしそうな気もして。。。 色々学びたくなります♪

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2010/08/20

図書館の本 出版社/著者からの内容紹介 佐々木小次郎17歳。 青年の運命は今、大きく動き出す!! 鐘巻自斎が小次郎を愛するがゆえに剣の道に入れたくないのはよくわかる。 切ないよねぇ、入れたくないのに彼の才能がすばらしいということが見えてしまうのだから、因果としか言いようがない...

図書館の本 出版社/著者からの内容紹介 佐々木小次郎17歳。 青年の運命は今、大きく動き出す!! 鐘巻自斎が小次郎を愛するがゆえに剣の道に入れたくないのはよくわかる。 切ないよねぇ、入れたくないのに彼の才能がすばらしいということが見えてしまうのだから、因果としか言いようがない。 猫と虎。よく使われる比喩だけど虎を猫として育てるのはやっぱ無理なのかしら?

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2009/10/04

僕が最も頻繁に読み返せる漫画の一冊です。内容ももちろん楽しめますが、ただ眺めているだけですら楽しめる数少ない漫画ではないでしょうか。一コマがひとつの海外として完成しています。何かを超越している武蔵と小次郎に対して、醜い部分、小心者丸出しの又八の苦悩と葛藤が人間らしく、また寂しげで...

僕が最も頻繁に読み返せる漫画の一冊です。内容ももちろん楽しめますが、ただ眺めているだけですら楽しめる数少ない漫画ではないでしょうか。一コマがひとつの海外として完成しています。何かを超越している武蔵と小次郎に対して、醜い部分、小心者丸出しの又八の苦悩と葛藤が人間らしく、また寂しげです。 もう連載開始から10年ですよね。これからの展開が楽しみです。

Posted byブクログ