乱漫(KCDX) の商品レビュー
2002~2006年に発表された、奇想に満ちた掌短編を纏めた1冊。 ハマる人はメチャクチャ面白いと手を叩くだろうけど、 「なんじゃコリャ」と、壁に投げつける(←あ、デジャヴ☆)人の方が 世の中の大多数のような気がする。 そもそも画風が独特だし。 かと言って、まったくオチなし意味不...
2002~2006年に発表された、奇想に満ちた掌短編を纏めた1冊。 ハマる人はメチャクチャ面白いと手を叩くだろうけど、 「なんじゃコリャ」と、壁に投げつける(←あ、デジャヴ☆)人の方が 世の中の大多数のような気がする。 そもそも画風が独特だし。 かと言って、まったくオチなし意味不明というわけでもなく、 どんなケッタイなシチュエーションでも、 登場する人たちの心根は真っ当だな、と思う。 巻末の、一番長い話(それでも扉を含めて40ページ足らずだけど) 日記が綴られたスケッチブックを介して 遠く離れた男女の心が通い合う「愛読者」は珠玉の名品。
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この人の絵がほんまに好き。 せやけど、今回はなぜか知らんがカネコアツシの影響を感じてるような絵だった。 加藤伸吉はやっぱバカとゴッホかなぁ。
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誕生日にいただきました。どうもどうも。作者自身「散らかした」って言ってるけど、まさしく。きれいさっぱり散らかってる。言葉でしか伝わらないもの、言葉ではどうしても伝わらないもの、ドカドカと全部伝わってきた。奇才、機才、鬼才。
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