ピアノの森(モーニングKC)(6) の商品レビュー
修平とカイと便所姫の3人が主軸の物語になっていくんかな。結果を出した修平とカイの演奏に魅了され、その方向で結果を出した便所姫。森のピアノはえらいことに。
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2019.4.6市立図書館(次女) ずいぶん前にこのへんまで借りて読んだ覚えがあるけれど、しばらく忘れていて、最近TVアニメをやっていると聞いて次女がまた借り始めた。 この本は5年前に読了したことになっているけれど…
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コンクールの地区予選で落選してしまって以来、海(カイ)は森のピアノが少しずつ音を失っていき、ピアノを好きなように弾けないことに苛立ちを募らせていた。一方、元の東京の学校に戻ることになった修平は、日本一を目指してコンクール地区本選に臨む。そして同じく本選に進んだ誉子(たかこ)は、『...
コンクールの地区予選で落選してしまって以来、海(カイ)は森のピアノが少しずつ音を失っていき、ピアノを好きなように弾けないことに苛立ちを募らせていた。一方、元の東京の学校に戻ることになった修平は、日本一を目指してコンクール地区本選に臨む。そして同じく本選に進んだ誉子(たかこ)は、『小犬のワルツ』を弾きたかったカイの思いを背負ってコンクールに挑もうとしていた……!!(Amazon紹介より)
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審査員が気にしているのはピアニストのことではありません。カイのピアノを認めるということは、全国のピアノの先生を否定し、秩序を否定することにならないか、と心配しているのですね。修平くんとは5年後、どんな再会をするのでしょう?誉子ちゃんとはどんな関わりになるのでしょう?心地よいほどの...
審査員が気にしているのはピアニストのことではありません。カイのピアノを認めるということは、全国のピアノの先生を否定し、秩序を否定することにならないか、と心配しているのですね。修平くんとは5年後、どんな再会をするのでしょう?誉子ちゃんとはどんな関わりになるのでしょう?心地よいほどの物語の推進力です。
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楽譜通りに完璧に演奏する修平と、それを正統として評価するコンクール。 一方破天荒だが人の心を揺さぶる海の演奏はコンクールでは評価されなかった。 本選では、海の代わりとして丸山誉子が自分のピアノを貫き通すが……。 序章のクライマックスが近づいている予感がする。
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単なる上手下手ではない「音の優しさ」や、「音の深さ」というのは、いったいどういうもので、どうやって表現できるんでしょう? 同じ楽譜なのに、違いが出てくる。 それは、別に、「大胆なアレンジ」なんかじゃなくて(カイは、どっちかというとアレンジしているという感じもありますが)、同じ楽...
単なる上手下手ではない「音の優しさ」や、「音の深さ」というのは、いったいどういうもので、どうやって表現できるんでしょう? 同じ楽譜なのに、違いが出てくる。 それは、別に、「大胆なアレンジ」なんかじゃなくて(カイは、どっちかというとアレンジしているという感じもありますが)、同じ楽譜なのに違うもののようです。 もう1回聞きたくなるピアノは、下手ではダメなんだけど、必ずしも、超絶に上手なピアノというわけではない。 そのあたりは、物語としては、その人の「人格」にかえってしまうのですが、現実では、そうでもなくて……。 不思議です。
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予選で優勝する修平。 予選で審査員特別賞をもらった誉子。 コンクールの正確さだけを評価する仕組みに対する批判。 ピアノをつづけたい海。 しかしピアノの森のピアノの木に雷が落ち、ピアノが燃え始める。 2000年から2001年にかけての連載
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図書館の本 内容説明(BOOKデータベースより) 森に捨てられたピアノ……そのピアノをオモチャがわりにして育った少年・一ノ瀬海は、かつて天才の名をほしいままにしながら事故によってピアニスト生命を断たれ小学校の音楽教師になっていた阿字野壮介や、偉大な父を持ち自らもプロを目指す転校...
図書館の本 内容説明(BOOKデータベースより) 森に捨てられたピアノ……そのピアノをオモチャがわりにして育った少年・一ノ瀬海は、かつて天才の名をほしいままにしながら事故によってピアニスト生命を断たれ小学校の音楽教師になっていた阿字野壮介や、偉大な父を持ち自らもプロを目指す転校生・雨宮修平らとの出逢いから次第にピアノに魅かれていく……!!全日本学生ピアノコンクール中部南地区本選に進んだ雨宮と誉子……互いにカイのピアノを知る二人が大舞台にて激突する。一方カイはピアノへの思いがだんだんと強くなっていくが、意に反して森のピアノはどんどん壊れていってしまう。そしてある晩、衝撃的な事件がカイを襲う……!! コンクールは天才肌の人が残るのは難しい。誉子と雨宮の本選。 方やカイのピアノは壊れていく。 象徴的なんだろうなぁ、壊れていくピアノって。 カイがこれからどうするか?そこで終わってしまった6巻でした。
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カイがピアノを本格的に始めるか悩みの時期。雨宮は全国での優勝を目指す。誉子もまた自らの道を歩み始める。コンクールというひとつの目標が終わり、それぞれのピアノ道をすすんで行く6巻。それぞれの悩みや苦悩の心情がとても伝わってくる。 カイはピアノを好きという自分を受け入れられず、なか...
カイがピアノを本格的に始めるか悩みの時期。雨宮は全国での優勝を目指す。誉子もまた自らの道を歩み始める。コンクールというひとつの目標が終わり、それぞれのピアノ道をすすんで行く6巻。それぞれの悩みや苦悩の心情がとても伝わってくる。 カイはピアノを好きという自分を受け入れられず、なかなか森の端を離れられないが、逆にピアノから別れを告げられる。こういうきっかけって実際の世界でもあるかもしれない。安定した環境から強制的に引き離される。きっとそれは可能性のある者に与えられる試練なのだろう。 それと佐賀先生のしたたかさはとても好感度が高いと感じる。ただイヤ~な人ではなく、きちんと実力もあり、自分の立ち位置も理解している優秀な人間なのだ。彼の選択もまた彼のピアノ道。
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ピアノを弾かずになんていられない ピアノやっててよかった 辛くてもずっとがんばってきてよかった あたしがあたしでよかった
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