ピアノの森(モーニングKC)(1) の商品レビュー
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オルガンしか習った事がないので,ピアノは憧れの的でした。 小学校でも教室にあるのはオルガン,家に帰ってもオルガン。 日曜に協会に行ってもオルガン。 ピアノは近所の,お友達のうちの応接間に鎮座しているものだった。 ピアノの森では,飲みやの裏に捨てられたビアノを,小さい子供が弾いて遊んでいる。 ピアノも木でできているので,森に馴染むのだろう。 森の中で,ピアノを聞きたい気分になる。 阿字野という元ピアニストが捨てたものだというのは後になって分かる。 1998年の連載分。
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面白い。22巻まで一気読み。音楽の描写が美しく、ストーリーも目が離せない。中盤で泣き、今はショパンコンクールの行く末が気になる。コンクールが終わっても連載は終わって欲しくないな。
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歓楽街`森の端`で育った少年・一ノ瀬海。ピアニストを目指す少年・雨宮修平と出会い、そして元ピアニストの阿字野荘介にピアノを教えてもらうこととなり、人生を大きく変えてゆく。 海は美少年だが、歓楽街の出であること、母親が(愛情いっぱいだが)娼婦であることから、学校ではからかいの的である。だが、負けん気も強い海。売られたケンカは買う。性格は明るい。 一方、雨宮は父親がピアニストで、ピアノ漬けの毎日。家庭環境は恵まれているお坊ちゃん。上手く弾けて当然というプレッシャーもある。 海はそれまで、森で捨てられていたピアノを好きに弾いていた。だが、そのピアノは元ピアニスト、現。二人の小学校の音楽教師・阿字野荘介が現役時代に使っていたピアノだった。 自由にピアノを弾きつつ、才能を見せる海。しかも、阿字野までが海にピアノのレッスンをすることになり、雨宮は嫉妬を覚えてしまう。 ・・・ 紆余曲折ありつつ、現在はショパンコンクールに挑戦しているところ。 エネルギッシュな海の演奏、曲を忠実に再現する雨宮、二人の友情や阿字野との師弟関係、個性的な音楽に携わる人たちの描写・・・ ぎゅ〜っとひきこんで読ませるマンガです。
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面白い!! 何度も読んでしまいます。 のだめよりも、ピアノ弾いている時に流れる 空気が好き。 本当に音楽が聞こえてきそう。 続きを早く読みたいです。
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5巻まで読みました。 正直なところ、作画が好みではなくあまり期待していなかったけれど、良い意味で裏切られました! のだめに近しいテイストだけど、登場人物たちの複雑なバックグラウンドが物語を複雑化させているように感じました。 3巻あたりからの、 ピアノを通して海と心を通わせ、人...
5巻まで読みました。 正直なところ、作画が好みではなくあまり期待していなかったけれど、良い意味で裏切られました! のだめに近しいテイストだけど、登場人物たちの複雑なバックグラウンドが物語を複雑化させているように感じました。 3巻あたりからの、 ピアノを通して海と心を通わせ、人間味が表面化しだす阿字野先生が個人的に素敵だと思いますw ちょうど区切りが良いところで終わりましたが、早く続きが読みたくなる作品ですね~♪ 映画化もされた様なのでそちらも きになります。
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ちょいちょいおすすめされているのを見るので買ってみた。 絵は正直あまり好みではないが、お話は好き。性急すぎず緩慢すぎず、なんだか上手く作られてるなぁと思った。これは主人公達が成長してからがもっと面白くなりそうなマンガなので、続きも買ってみようと思う。
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絵からピアノの音が聴こえてくる。少年時代編の後(アニメ映画の後の話)から物語がグイッと面白くなります。何度も勇気づけられた作品です。
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タイプが真逆な二人の天才ピアニストが出会い切磋琢磨しぶつかって自身の世界観を作り上げていくのが面白い。カイくんが森のピアノで遊んでいた時期が今となっては懐かしい。環境にも屈しない・言い訳をしない・逃げないということが大切なものを守り抜く大きな力だなと思う。一方の恵まれた環境にいる雨宮くんも自身のおかれた環境に苦しんでいる。二人の主人公の活躍がどこまで行くのかずっと見ていたい。
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現時点で連載中。 自分の趣向からするとド王道な作品。 でも飽きずに、最新刊が出るとわくわくしながら手に取り、シーンとした部屋で読むのが好きです。 主人公カイくんの中性的な魅力もさることながら、破天荒でオリジナリティ溢れる演奏を実際に聴きたくなる。もちろん森の中で。。
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~20巻まで読了。 雨宮とカイという、努力と才能の象徴がぶつかり合って、 互いに成長しあっていく物語。 絵は、正直に言うと私の好みではないけれど、 ストーリーが良くて、惹きこまれてる。 2017.8.9 ~26巻読了。 だいぶ間が空いてしまったけれど、ふと思い出して25,26...
~20巻まで読了。 雨宮とカイという、努力と才能の象徴がぶつかり合って、 互いに成長しあっていく物語。 絵は、正直に言うと私の好みではないけれど、 ストーリーが良くて、惹きこまれてる。 2017.8.9 ~26巻読了。 だいぶ間が空いてしまったけれど、ふと思い出して25,26巻を読みました。 最後は駆け足の印象だけど、カイのスケジュールとリンクしているのかな。名前に隠された秘密(てほどではないけれど)に納得。一色さんはここまでちゃんと考えていたのだなぁ、と。 大団円にて終了。☆は3→4に。
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