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未来人カオス(文庫版)講談社漫画文庫(2) の商品レビュー

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2017/01/20
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1999年刊行。地球人が異形?に変化し、流転していく様は手塚氏お得意の展開であり、また、異形への変化と対比という意味では、マンガといった映像的描述が相応しいものであろう。ところが、本書全体のモチーフ、つまり友愛と孤独の対比を二人の人物に仮託して描き続ける(「エリア88」にも通底するテーマだが…)のは小説でも有りそうなところであるが、マンガでは、個々の物語や心情に深みを持たせにくいところ。まぁ尺が足りなかったという感は残る。面白いマンガであったが、もっと、丁寧な描写も可能なものだっただけに残念なところ。

Posted byブクログ