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大日本天狗党絵詞(1) の商品レビュー

4.5

19件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

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2012/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

黒田硫黄の個人的ベストその1 天狗見習いの少女、シノブと師匠、比良井、有吾堂といった 怪しげな天狗達が織り成す冒険活劇(?) 彼の作品の中でも特に実験的なコマ割りや画面構成になっていると思います。今読んでも、あっと驚くようなコマがあちこちに見つかるはず。 あとは、筆の太い線で描いていたり、夜の場面が多い、トーンでなくカケアミで陰影をつける関係上、黒っぽい画面がとても多い。ちょっと見ずらいのも確かですがその迫力に圧倒されることしきり。もう病みつきです。

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2010/10/14

非常に作家的なので、読み手を選ぶ漫画だとおもう。大学漫研のかた等はマストじゃないかなぁ。構図とかは凄い。

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2010/09/03

「あなたを救えるのは私だけ。」とかいってたきがする。 奇々怪々ファンタジー。黒田硫黄の描く画面は 臨場感に溢れ、躍動している。 いつも思うんだけど、この人は本当に コマ運びが素晴らしい。 派手な事はしていないのに時間を刻み、動きがある。 カメラワークもいい。 話も人物も魅力的で...

「あなたを救えるのは私だけ。」とかいってたきがする。 奇々怪々ファンタジー。黒田硫黄の描く画面は 臨場感に溢れ、躍動している。 いつも思うんだけど、この人は本当に コマ運びが素晴らしい。 派手な事はしていないのに時間を刻み、動きがある。 カメラワークもいい。 話も人物も魅力的でぐいぐい引き込まれる。 終わりだけがなんだか消化不良だった。 ので★4。

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2010/02/11

絵もストーリーもハマると癖になる。 読後にいつも感じるもやもや感を 上手く説明できないのだけど、とにかく好き。

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2010/09/13

全4巻。少し大人になってから読んでください。性的な意味ではなく。 作風を、師匠の気持ちを、結末の気持ちよさを、この作品が生み出している【淀みのようなもの】を噛みしめ、味わえるようになってから読めば、素晴らしさはより一層感じられると思います。 かっこつけたようですが、黒田硫黄作品...

全4巻。少し大人になってから読んでください。性的な意味ではなく。 作風を、師匠の気持ちを、結末の気持ちよさを、この作品が生み出している【淀みのようなもの】を噛みしめ、味わえるようになってから読めば、素晴らしさはより一層感じられると思います。 かっこつけたようですが、黒田硫黄作品には多種多様な名作があります。 新装版(全3巻)も出ましたね。

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2009/10/04

表現が良い。 なんていうかシノブと師匠のやり取り。 天狗のあり方。 天狗の表現。 次の巻へすぐ いきたくなります。

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2010/05/11

「山に棲む天狗は地上の人間に畏れ敬われ欲しいもので手に入らぬものなどなかった」「このままではすますまい散り果てた同胞たちも まだまだいるはずだいつか終結し日の目を見ることもあるはずだ」「私は生き残った 何故だ?」 「おまえの家はおまえの家でなく この都市も我々の都市ではない だが...

「山に棲む天狗は地上の人間に畏れ敬われ欲しいもので手に入らぬものなどなかった」「このままではすますまい散り果てた同胞たちも まだまだいるはずだいつか終結し日の目を見ることもあるはずだ」「私は生き残った 何故だ?」 「おまえの家はおまえの家でなく この都市も我々の都市ではない だがこの空は我々のものだ そしてもうおまえのものだ」 「そうやって人間の真似をして 天狗としての矜持はないのか」「そもそも天狗とは三界に家なく自在に飛行し」「灯火に群れる蛾のような」 「君ん家は君がいなくても完結していて依然君ん家であり続ける なぜか」「君の縄張りだから しかしいつ 誰が どうやって決めたのか縄も囲いも張ってないのにシノブのものになったのか」「生まれたときから決まってたのよ」「そうか そうかもしれないね」 「この子供の名は知らぬ 言葉だけが我が心 知らずば言うて聞かしよう 齢を重ね千と七百余 かつてこの島を征服せんと 七万人の行者捻り殺し しかれど果たさず流謫してここより南方六百里 さよう我はかの善界坊 人はZ氏と呼ぶ 鳴らせ!寝るなっ お楽しみはこれからだ」

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2009/10/04

諸行無常。天狗とは何ぞや?君は天狗か?僕は天狗か?こいつは黒田硫黄版「AKIRA」なんじゃなかろうかと僕は最初感じた。でも、すぐにそんなこと言うだけ陳腐だな、と思い直した。唯一無二。黒田硫黄は画としても、内容としても、灰汁(またの名をアイデンティティー)が強いので、好き嫌いが分か...

諸行無常。天狗とは何ぞや?君は天狗か?僕は天狗か?こいつは黒田硫黄版「AKIRA」なんじゃなかろうかと僕は最初感じた。でも、すぐにそんなこと言うだけ陳腐だな、と思い直した。唯一無二。黒田硫黄は画としても、内容としても、灰汁(またの名をアイデンティティー)が強いので、好き嫌いが分かれるけれど、この圧倒的な世界観にはひれ伏せざるを得ない。。3巻最後からが特に小気味よくていい。特に比良井が好き。あ、今、こういうのにぴったりな言葉浮かんだ。スペクタクルロマン!!!そうだ、これだ!!!(06/5/6)

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2009/10/04

最高です。墨で雑把に描かれた感じの絵(別に雑じゃないが)はとっつきにくいかもしれんが、お話も駒の切り取り方もすごいぞ。じっくり読んで欲しい。

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2009/10/04

女の子とおっさんが飛んだりうめいたり! 私は構図のダイナミックさにぶっ飛んだり、台詞のかっこよさにうめいたり。

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