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俺と悪魔のブルーズ(2) の商品レビュー

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2009/10/04

これはもはや映画である。というか。 紙とインクと作家のドラマツルギーのみでこの世に産み落とされたとしたら、ある意味映画を遙かに超えた地平での表現である。2巻目にして、空恐ろしい傑作なのではないかという気がしている。世間がなぜこの作品に注目しないのか。 イーストウッドが日本をきちん...

これはもはや映画である。というか。 紙とインクと作家のドラマツルギーのみでこの世に産み落とされたとしたら、ある意味映画を遙かに超えた地平での表現である。2巻目にして、空恐ろしい傑作なのではないかという気がしている。世間がなぜこの作品に注目しないのか。 イーストウッドが日本をきちんと描く前に、平本アキラはアメリカを冷徹に見据え、描き出していたじゃあないか。 時折、漫画は映画を超えていると思うことがあるが、 これはその最たる作品ではないのか。 お互い、“外部の眼”っていうのは必要なんだと思うね。 こういうまっとうな表現者の描く場合はね。 でも「アゴゲン」も頑張ってほしいんだよなあ (最近「ヤンマガ」読んでないのでわからんのだが)。

Posted byブクログ