ボクの手塚治虫 の商品レビュー
小さいころ手塚アニメがやっていたし、映画で火の鳥も上映していたので終盤とはいえリアルタイムに接していました。マンガはあまり読んだ事ありませんでしたが、ブッダ全部読みました。 そして僕の敬愛する矢口高雄先生がいかに手塚治虫先生を尊敬して、影響を受けていたかを、描いています。
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昭和の終わりとともにこの世を去った手塚治虫への熱い思いが切ないほど伝わってきた。手塚マンガの影響力をあらためて思い知らされるとともに、矢口少年のひたむきな努力に心打たれる。 また、戦後まもない秋田の自然風景や山村生活の生き生きとした描写も見どころである。本書はもとともと自伝的マ...
昭和の終わりとともにこの世を去った手塚治虫への熱い思いが切ないほど伝わってきた。手塚マンガの影響力をあらためて思い知らされるとともに、矢口少年のひたむきな努力に心打たれる。 また、戦後まもない秋田の自然風景や山村生活の生き生きとした描写も見どころである。本書はもとともと自伝的マンガ「オーイ!!やまびこ」の一部として書かれたとのことで、そちらも読みたくなった。 私自身は「ブラックジャック」や「釣りキチ三平」を読んで育った世代である。手塚治虫没後も、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫と、日本のマンガ会を牽引してきた諸先生方が亡くなっていくのを見送ってきた。 そして、矢口高雄氏も一昨年(2020年)に他界。寂しい限りだが、私のようなオジサンの一読者には、残された作品を読み返し、その世界に思いを馳せることぐらいしかできそうにない。
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昔の日本の田舎の暮らしが面白い。 矢口高雄は絵が本当にうまい!人物も生き物も自然も、いきいきとしていて素晴らしい! 優しくて真面目な人柄が絵にも話にも出ている。 手塚治虫が「上品」と表現したのがよくわかる。
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持っている本を断遮離中に読んだもの(捨てる時に読んでいるようでは断遮離とはいえないかも)釣りキチ三平(キチは使ってもいい言葉なのかしら?)の作者が,自分と手塚治虫との関わりを書いた自伝的マンガ。なので,手塚治虫のことを書いた本という訳ではなく,矢口高雄のことを書いた本です。タイト...
持っている本を断遮離中に読んだもの(捨てる時に読んでいるようでは断遮離とはいえないかも)釣りキチ三平(キチは使ってもいい言葉なのかしら?)の作者が,自分と手塚治虫との関わりを書いた自伝的マンガ。なので,手塚治虫のことを書いた本という訳ではなく,矢口高雄のことを書いた本です。タイトルからは,どちらともとれますが,この本を買ったときは,タイトルに偽りありと思った記憶があります。(ハローグッバイ筒井康隆という本よりは100倍マシですが。)本の内容は,矢口のかっちりとした絵柄と誠実さがにじみ出たストーリーにとても好感が持てる本となっています。
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▼手塚治虫氏の影響を受けた矢口高雄氏の少年時代のエピソード ※矢口高雄氏はトキワ荘の住民ではありません※ http://life--design.com/book/2010/01/post-10.html
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