商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ2作目だが前日譚なので、主役のヴィヴはまだ若い。前作の頃より考え方や行動が若い、というのがうまいこと表現されていたように思う。 傭兵としての戦闘中に自分の若さゆえの判断ミスから大怪我を負い、不本意にも海辺の街で足止めをくらう。療養中暇を持て余しながら街でいろんな人に出会いつつ、ラットキンのファーン(口ぐせはこんちくしょう!)が経営する本屋を手伝い、腕の良いパン屋のドワーフ女性と仲良くなる。全体的にほのぼののんびり話が進む。ホムンクルスや空間転移魔法のような不思議な本の描写はなかなかおもしろかった。 前作と同様、女性同士の恋愛描写が薄いながらもちょっとある。控えめなのでこういうのが苦手な私も大丈夫だった(?)。欧米というかアメリカの作品にありがちだが、なぜ惹かれたのか、恋に落ちたのかの描写があまりされず、肉体的な魅力しか描かれないのは物足りない。説得力をもっとくれ。恋愛に理由は要らない?ならまぁいいです。 本屋さんをテキパキと改装、改善していくさまは楽しいが、何もないところから店を作り上げていく前作のほうがわくわく感があったかな。 前作でも感じたが、この筆者は戦闘シーンの描写が上手いように思う。キャラクターの動きや状況を想像しやすい。いっぽうで、ファンタジーならではの種族については説明が少ないので、詳しくない人のために容姿をそれとなくでも書いた方がいいんじゃないかなぁなどと思うなどした。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
表紙のファーンが「ちくしょう!」と言ってる気がしてかわいい。 ヴィヴが不器用だけど、物事に実直に向き合っていく姿が清々しい。カフェの成功はここから来ていると納得。 メイリーは最初、「魔女の宅急便」のおソノさんで再生されてしまい、『おソノさんが傭兵!?』『ヴィヴとひと夏の恋!?』とずっと引っ張られてしまった。ふたりのラストシーン、素敵だったな。
Posted by 
前作の主人公の若い時の話。 これから読んでも良いけど、やっぱり前作から読んだ方が関係性が見えて楽しめるかもしれない。 サブタイトルに“たてなおす”とある通り様々な形の挑戦が描かれていて、応援したくなるし過程も面白い。 穏やかに読めるお話。
Posted by 