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【概略】 日本書紀と並び、日本の神話・文化・歴史の大元である古事記、その古事記にはさまざまな神話や伝承が記述され、その舞台として日本のさまざまな土地が登場する。日本各地には、古い神社が存在し、また古墳や遺跡が見つかっている。本書では、古事記並びに日本書紀の記述と、実際に存在する...
【概略】 日本書紀と並び、日本の神話・文化・歴史の大元である古事記、その古事記にはさまざまな神話や伝承が記述され、その舞台として日本のさまざまな土地が登場する。日本各地には、古い神社が存在し、また古墳や遺跡が見つかっている。本書では、古事記並びに日本書紀の記述と、実際に存在する神社の存在を史料を元に考察する。 2025年06月10日 読了 【書評】 古事記・日本書紀・・・読んだほうがいいね、これは。本書の中で紹介されているエピソード、やっぱり面白いもの。世界各地の神話もそうだけどさ、人々が想像する、いや期待する「神」とはおよそかけ離れた・・・もっと人間臭い・・・時にあふぉらしい「神」の姿を目にすることができる。 歴史ですら描く側の主観が入る(典型的だよね、「勝者が歴史をつくる」なんてさ)から、いわんや神話をや、なのだけども・・・。なんか、思った。「こうなんだ!」って、誰かが決めたところから、そして「こうなんだ!」って言い続けたことで、物語は織り成され広がっていくのね。「ここに〇〇という神様が奉られてる!」「ここは〇〇という出来事があった場所だ!」・・・もちろん、その時代その時代の民族や人々の集団の活動・行動が神話・民話の元になっているのだけどもさ、こういった古事記や日本書紀が編纂された後、色んな下心で積み上がる創作噺。フィクションが、どこかでノンフィクションのように語られる・・・そうなるまで叫び続ける。そんな風に思ってしまった。あ、別に神話やそれにまつわる全国各地の神社の存在を否定してる訳じゃないからね。実際、面白いし。そしてそういった「断固たる決意」は、まさしく岩を貫くのだなぁ・・・もっとも、岩を貫くには長い年月、そして巻き込まれる多くの人達の増援念が必要なのだけども。 本書では比定(ひてい)や治定(じじょう・ちてい)という言葉を学んだよ。神話の舞台となった地域はどこなのだろうか?・・・と様々な角度から考察し、「ここかな?」とするのが比定。「ここだ!」とするのが治定。 あー・・・出雲大社、行きたい。
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古事記に関連する土地がこれだけあるとはおどろきである。古事記が全くの空想物語ではなく、それなりに事実に基づいた物語であるという証左なのであろう。 もっとも確定しているわけではなく比定に過ぎず候補が複数の場合も多い。 いつか訪れたい。
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