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嵐の館 論創海外ミステリ171
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嵐の館 論創海外ミステリ171

ミニオン・G.エバハート(著者), 松本真一(訳者)

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嵐の館 論創海外ミステリ171

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 論創社
発売年月日 2016/05/30
JAN 9784846015237

嵐の館

¥2,200

商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2024/09/11

大農場主のロイヤルと結婚するため、ビードン島にやってきたノーニ。ロイヤルは年上ではあるがハンサムで包容力があり、申し分のない結婚相手に思えた。しかし結婚式が来週に迫っているにもかかわらず、彼女は自分が愛する相手はロイヤルでなくジムだということに気づいてしまう。ジムも自分と同じ気持...

大農場主のロイヤルと結婚するため、ビードン島にやってきたノーニ。ロイヤルは年上ではあるがハンサムで包容力があり、申し分のない結婚相手に思えた。しかし結婚式が来週に迫っているにもかかわらず、彼女は自分が愛する相手はロイヤルでなくジムだということに気づいてしまう。ジムも自分と同じ気持ちだと知ったノーニは、ロイヤルを傷つけずに結婚式を中止にすることに頭を悩ませるが、しかしそんな最中に殺人事件が起こり、容疑者となったのはジムだった。 嵐が訪れる孤島、そして主人公の周りにも吹き荒れる人間関係の嵐。心理的なサスペンス感も強く、ぐいぐい惹きつけられます。殺人事件の謎はもちろん気になるものの、殺されたハーマイニーがあまりに憎まれキャラなので、誰が犯人でも驚かない気がしました。それよりもノーニが自分の気持ちをロイヤルに告げることができるのか、という部分がもどかしくてしかたのない読み心地。早く言っちゃえ! と思いながらも、まあそれはなかなか言えないよねえ、とも思ったり。 それでも殺人事件の真相と犯人にも驚かされました。うっわー、そんなところに伏線が。そして動機がそういうことだったとは!

Posted by ブクログ

2024/06/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

いわゆる、HIBK(もしも知ってさえいれば)派のアメリカの作家、ミニヨン・G・エバハートのノンシリーズもの。 実は今まで全く知らなかった作家で、川出正樹氏の「ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション」の紹介で気になり購入。 カリブ海の島に住む大農場主ロイヤルの元に嫁ぎにきたノーニ。3日後に結婚を控えるが、改めて自身の気持ちを見直すと、本当に好きなのはジムだと気づく。一方ジムは、最後に自分の気持ちをノーニに伝え島を出る決意をする。お互いが通じ合っていることを確かめた二人は、ロイヤルに話すことを約束するがなかなか切り出せない。そんな中、島に嵐が近づく晩に死体が発見され。。。 みんな大好き(?)昼ドラミステリ。事件の真相よりもドロドロの三角関係の決着が気になる笑 作者が女性だからか、結婚式の3日前に他に好きな人がいると気づく女性、男性を支配したい女性、妙にマウントを取ってくる女性、母親気取りの女性など、妙にリアルな女性描写が良い。 HIBK派と言われるが、そこまでくどくなく。サスペンス、ロマンス、ミステリが絶妙に合わさっていて非常に良い作品。結構作品数は多いらしいのに、ほとんど翻訳されていないのが残念。 とうとう論創海外ミステリに手を出してしまった(沼)。。。

Posted by ブクログ

2016/06/16

嵐、館、花嫁になるためにやって来た女性が何故か自分が見張られているような不安を覚える…という幕開けは、思わず「レベッカ」を連想させられるが、その舞台がカリブの島となると、ゴシックの重たさからはちょっと離れる。 ゴシック、心理サスペンスというよりは、もっとロマンス寄りかな。

Posted by ブクログ

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