商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
経済活動における法的枠組みや企業の違法行為について、具体的な事例を交えて解説する本書は、経済刑法の第一人者による貴重な概説書です。著者は、刑法典を基にしつつも、経済犯罪への対処には個別法の制定や改正が不可欠であることを示しています。特に、消費者関連の犯罪が増加する中で、企業のトップに対する責任追及の重要性を強調しており、その視点は現代においても重要な示唆を与えます。一般読者向けではありますが、ある程度の刑法の基礎知識が求められるため、学びの深さを感じられる一冊です。戦後から2000年代までの経済刑法を振り返るのに役立ち、透明性の高いルールの必要性を再認識させてくれます。
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20年前の本であるので、2000年以降の企業犯罪等は書かれていないが、それでも経済刑法の考え方を知るには参考になった。「経済刑法」といっても、刑法典を基本としつつ、それだけではうまく対処できないときに、個別法をその都度制定・改正していく様がよく分かった。戦後まもなく起きていた犯罪...
20年前の本であるので、2000年以降の企業犯罪等は書かれていないが、それでも経済刑法の考え方を知るには参考になった。「経済刑法」といっても、刑法典を基本としつつ、それだけではうまく対処できないときに、個別法をその都度制定・改正していく様がよく分かった。戦後まもなく起きていた犯罪に比べて、最近の消費者関連の犯罪では対象規模・被害額が大きくなっているようにも感じた。これは、通信手段の高度化がその一因となっているのかもしれない。最後に、行政規制・民事的規律が経済犯罪を抑止するためにも重要であることが分かった。
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経済刑法の第一人者であった著者による概説書。一般読書向けとはいえ、刑法の基礎知識がある程度必要な個所もある。また、テキストとして使用されることも意識されているためか、前半から中盤は、事実の羅列でかなり退屈である。終盤にかけて、著者の見解も示され、特に企業のトップの責任追及強化の...
経済刑法の第一人者であった著者による概説書。一般読書向けとはいえ、刑法の基礎知識がある程度必要な個所もある。また、テキストとして使用されることも意識されているためか、前半から中盤は、事実の羅列でかなり退屈である。終盤にかけて、著者の見解も示され、特に企業のトップの責任追及強化の提言は現在の観点からは慧眼といえる。 本書が出てから20年が経過したので、常に変動する経済とその法規制を考えるとすでに「古典」であるが、戦後から2000年代までの経済刑法をざっと振り返るには便利。
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マネーロンダリング、インサイダー取引、訪問犯罪についての罪など具体的な牽連一剤犯罪の性質などについて解説しているし証券等監視委員会の説明や金融庁がどういう手続きによって行政処分するのか、監視委員会職員が検察庁に告発するときの手続きも説明されている。
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