商品レビュー
3.8
12件のお客様レビュー
ユーモアと鋭い視点が交錯する中、主人公タナーの独特な魅力が際立つ物語です。タナーは一見バカな設定を背負いながらも、巧妙に描かれたキャラクターで、彼の活躍は単なる盗みの物語にとどまりません。次々と襲いかかる困難に対し、彼は人脈や知識を駆使して切り抜け、時にはその場のノリで行動する姿が魅力的です。欧州事情に対する興味深い描写もあり、物語の奥深さを感じさせます。期待を裏切るおちょくり方や、タナーの醒めた目線がユニークな雰囲気を醸し出し、読者を引き込む要素が満載です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
アメリカの作家ローレンス・ブロックの長篇ミステリ作品『快盗タナーは眠らない(原題:The Thief Who Couldn't Sleep)』を読みました。 『獣たちの墓』に続きローレンス・ブロックの作品… ここのところ、ローレンス・ブロックの作品が続いています。 -...
アメリカの作家ローレンス・ブロックの長篇ミステリ作品『快盗タナーは眠らない(原題:The Thief Who Couldn't Sleep)』を読みました。 『獣たちの墓』に続きローレンス・ブロックの作品… ここのところ、ローレンス・ブロックの作品が続いています。 -----story------------- 脳に銃弾を受けて眠りを失ってしまったが、その代わりに語学力と万巻の書からの知識を得たエヴァン・タナー。 ギリシア・トルコ戦争のさいに集められた300万ドル分の金貨が、今もまだ埋もれているとの情報を得た彼は、そっくり手にいれようと旅立つが、トルコで秘密警察に逮捕されてしまった! 決死の脱出に始まり、ヨーロッパを股にかける大冒険。 異能ヒーローが活躍するブロック初期の痛快シリーズ、ここに開幕! 解説=尾之上浩司 *第9位「第1回PLAYBOYミステリー大賞」海外部門(『PLAYBOY日本版』2008年1月号) *第9位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/翻訳家・評論家部門 *第10位CSミステリチャンネル「闘うベストテン2007」/海外部門 ----------------------- 1966年(昭和41年)に刊行された快盗タナー・シリーズの第1作… 18歳のときに朝鮮戦争に従軍し、脳に損傷を受けたため睡眠障害に陥り、全く眠れなくなり、余分にできた時間を独学にあて、さまざまな専門知識を蓄積し、数多くの言語に通じることができるようになった男エヴァン・タナーを主人公としたシリーズです。 私はエヴァン・タナー、戦争で脳に受けた銃弾のため、眠りを失ってしまったが、それを利用してあらゆる言語を習得、さまざまな組織と人間をつなぎ、万巻の書から膨大な知識を蓄えている… ある日、ニューヨークで出会ったアルメニア人ダンサーから、私は驚くべき情報を得る、、、 1922年、ギリシアとトルコの交戦中、ギリシア軍を支援していたというのだ… 眠れないハンディキャップを逆手に取り、博学と語学力を武器に、私は金貨を手中にすべくトルコを目指す。 しかし入国するや、秘密警察による投獄の憂き目に! 奇抜なヒーローの胸のすく大活躍… ブロック初期の痛快シリーズ、ここに開幕! スパイ物の常道をなぞると見せかけて、思い切りスパイ物をおちょくる展開が印象的で面白かったー ローレンス・ブロックの多彩さや多芸さに驚かされますね! 冷戦真っ只中の時代を背景に各国の諜報機関や秘密結社の対立・抗争に巻き込まれながらも、度胸と機転で窮地を切り抜け展開が抜群でした、、、 他のシリーズと同様にキャラクター設定が魅力的… ルパン三世的な軽妙さが加わり良いキャラクターに仕上がっていましたね。 次も快盗タナー・シリーズを読んでみたいと思います。
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1966年の作品にしては面白い 設定も突飛だし道中のキャラも濃い なぜか革命に巻き込まれるのはおかしみを感じた
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敬愛するローレンス・ブロック初期のスパイ?もの。 ちょっとコメディ的で、面白い。シリーズがかなり出ていて、今後翻訳されていくということなので期待。 朝鮮戦争へ従事したエヴァン・マイクル・タナーは、戦争で銃撃された際、脳に損傷を受けて睡眠が必要なくなってしまった。その特性を生か...
敬愛するローレンス・ブロック初期のスパイ?もの。 ちょっとコメディ的で、面白い。シリーズがかなり出ていて、今後翻訳されていくということなので期待。 朝鮮戦争へ従事したエヴァン・マイクル・タナーは、戦争で銃撃された際、脳に損傷を受けて睡眠が必要なくなってしまった。その特性を生かし、除隊後は書籍を読み、言語を習得していく。 今回はそんな彼が、初めて国外へ出るという設定のお話。 アルメニア人のキティと知り合ったタナーは、彼女の祖母からアルメニアの隠し財産の話を聞く。トルコにとられていなければ、大量の金貨が祖母が昔住んでいた家に埋められているという。 その大量のソブリン金貨を目指して、タナーはトルコへ向かうのだが、トルコに降り立ったとたん、不穏分子として取り押さえられてしまう。 結局、トルコからアメリカへ強制送還されることになるのだが、その途中のアイルランドで、タナーは脱走を企て……。 さてタナーは金貨を無事に持ち出せるのか? という物語。 いわゆる「スパイもの」を皮肉った物語仕立てになっていて、とても面白い。 でもわたしは最後に出てきた人物と組織が、いったいなんだったのかはわからないままだ(笑)
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