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2016/12/15
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1977年刊(底本1962年。各初出年不明)。 ▼毒水 ▼火焔車 ▼死闘 ▼蛍火 ▼闇蛍 ▼怪光 ▼門 ▼湯の里 ▼殺意 ▼なぞの易者 ▼絵師 ▼幻術 ▼布告 ▼縄立術(蛍火の巻)。  九鬼一族の生き残りの娘に付け狙われるサスケら。子供ゆえに殺せないという情緒的な応答が、彼らを幾度も危機に陥れる。  が、そんな彼らを救うのが、世間を知らず、自分を知らない少女自身が、己の眼を開かせ、「殺し」「忍び」とは異なる生きていく道の存在に気付くことだ。  これは因果応報の連鎖を断ち切ることに他ならない。  換言すれば、世間と己とをよりよく知っていく姿勢に価値を置くこと。著者の人間賛歌の方向性が現れたものなのだろうか。

Posted by ブクログ

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