CD好きなスタッフが選ぶ名盤100選。選者の好みでちょっとメタル&ロック寄り!
でも、どれも絶対オススメの名盤なので、ぜひ一度聴いてみてください!
多くのアーティストたちだけでなく、わたしたちにも多大な影響をもたらした「THE BLUE HEATS」の記念すべき1stがこちら。なんとも青臭い歌詞をパンクにのせて歌い上げる捨て曲なしの1枚。耳に残る「終わらない歌」、永遠の反抗期ソング「少年の詩」など攻撃的なナンバーがそろっている。
hideのソロ活動では3枚目のリリースで、彼の死後に発売された作品。『ROCKET DIVE』はもちろん『PINK SPIDER』『ever free』と人気曲も収録されており 、彼のセンスが光る『FISH SCRATCH FEVER』、最後は『HURRY GO ROUND』でみんなが泣いた。
リアルタイムで聴いていた人は、きっと当時の思い出が湧き上がってくるであろう。彼が17歳で創り上げた衝撃のデビュー・アルバム。彼の思いがこれでもかと伝わってくる、葛藤と純粋さがぎゅーっとつまった1枚。『僕が僕であるために』は誰もが泣いたのでは。
Xのライブでは欠かせない『Silent Jealousy』、hideのセンスが光る『Miscast』と、これだけでも買う価値あり。アメリカンなハードロック『DESPERATE ANGEL』、TAIJIの遺した『Voiceless Screaming』、恐ろしいほど美しい『SAY ANYTHING』ほかを収録。
SLIPKNOTのアルバムは大体2曲目がかっこいいのでは。ボーカル・コリィの歌唱力は前作を上回る出来栄え。声質で感情をあらわすならば彼らを推薦したい。メロディアスでキャッチーな『DUALITY』、理不尽なラブバラード『THE NAMELESS』など収録。
LUNA SEAの世界がみっちり詰まっている2ndアルバム。聴いていてやみつきになってしまう『MECHANICAL DANCE』、キレッキレの展開をみせる『SYMPTOM』から、ライブでは定番の『WISH』まで。ルナティックフェスで聴いたときは涙しました。
その独特な、哀愁漂うフレーズは耳を休めるのにもってこい。切なく美しい『Hotel California』は、イントロのギターから泣かせにかかってくる。ミドルテンポの『LIFE IN THE FAST LANE』のギターソロとリフには脱帽。聴き入ってしまう正統派ロックンロール。いつまでも語り継がれるであろう1枚。
ドライブをするならこちらを持って行ってほしい。疾走ナンバーが多く、入り込みやすく聴きやすい。思わず拳をつきあげてしまいそうになる『FIGHTING FISTS, ANGRY SOUL』、ライブでは定番となっている『SUNSHINE BABY』など、音楽好きならきっと気に入る1枚。
「ヴィジュアル系」という枠を超えてきたムックは、聴く人を釘付けにする力がある。バッキバキのベースライン『我、在ルベキ場所』は、弱った時に聴きたいところ。からの『雨のオーケストラ』であの頃を思い出して。
ヘヴィでラウドな黒夢。清春の思いを前面に出しきったのがこのアルバム。ロックンロール愛を感じさせつつも、どこかパンキッシュな彼らは多くのヴィジュアル系バンドに影響を与えた。いつまでも止まらず疾走し続けてほしい。『少年』はカラオケで絶対歌います。
パンク/メロコアブームの火付け役グリーン・デイの3rdにしてメジャー・デビュー作。1曲目『BURNOUT』からぶっとばしていくし、人気曲『Welcome to Paradise』『Basket Case』をはさんでからの『When I Come Around』なんてもう感涙もの。2010年ライブいっておいてヨカッタ。
時代の荒波に逆らう正統派ロックンロールバンド。すべての曲が男臭く、それがまた良い。チバのしゃがれ声がイカした『スモーキン・ビリー』、爆走する『サタニック・ブン・ブン・ヘッド』、ヘヴィながなり声で人気の『G.W.D』ほか収録の男気あふれる1枚。
ポップでもあり、ハードでもあり、パンク色もうかがえるhideの2nd。作詞、作曲、構成が神がかった『限界破裂』、ポップで少々歌詞がエロい『Hi-Ho』からゆったり優しい『FLAME』、ファンの誰もが認めた名曲『MISERY』まで収録。決してカテゴライズのできない男だと再確認できる。
いわゆる“ツッパリ系バンド”の先駆け的存在。数年しか活動はしなかったが今でもその人気ぶりは健在。スタンダードなジャパニーズ・ロックは聴くひとを惹きつける魅力がある。アメリカン・ロックンロールに劣らない。
ブルーハーツのころより多少落ち着いたように見えるハイロウズ。なにか食わせてほしい『ミサイルマン』をはじめ、『ハスキー(欲望という名の戦車)』からの『青春』なんて最高。独特な作詞にも注目してほしいところ。
『ジョニー・B・グッド』のイントロは誰が聴いてもそれとわかるのでは。古典的かもしれないが、決して朽ちることはないザ・名曲。半世紀以上前にこのクオリティ。レジェンド。この一言に尽きる。
歴代のシングルを詰め込んだ名曲ぞろいのベスト盤。布袋初心者にはもってこいの1枚。『スリル』→『POISON』→『バンビーナ』と、ぜひつづけて聴いてほしいところ。そこからの『ラストシーン』で泣いてください。
『楽園』、『TVのシンガー』、『天国旅行』などとイエモン屈指の名曲が揃うが、おすすめしたいのはラストナンバー『人生の終わり』。これがまた泣ける。歌詞を見ながら聴くとまるでドラマでも見ているかのよう。
1曲目のチャンプスのコピーでテキーラ呑んで、続いて2曲目で恋しませんか。そしたら10曲目でどうしようもなくなります。ガレージロックだったりブルースだったりパンクだったりするけれど、結局のところはロックンロールに不時着する。
半年以上の活動停止後、ドラマーが元ZI:KILLのyukihiroに交代してから初のアルバム。特にkenの作曲が神がかっていると再認識。うねるベースラインに圧倒される『Shout at the Devil』も名曲、ついつい惹きこまれる『fate』、美しバラードの『あなた』なんて泣けてくる。
1曲目、『Welcome to the Jungle』でシビれてしまいそう。と思ったら『Sweet Child o' Mine』ではしんみりして涙がホロリ。怪しげでファンキーながらも痛快な『THINK ABOUT YOU』ほかを収録。『ロックってなに?』と思ったら聴いてみるべし。
日本でもトップクラスの歌唱力を持つ彼女の3rdアルバム。ロックンロールからバラードまで完璧にこなせるシンガーは多くないのでは。人気曲『Beep!!』、『タマシイレボリューション』などからは、彼女のロックに対する愛情があふれ出ている。
魔暦紀元前12年に発布された第四大経典。『1999 SECRET OBJECT』なんて一緒に歌いたくなってしまうし、むしゃくしゃした時は『BIG TIME CHANGES』なんていかがでしょうか。つい感傷的になってしまうギターソロも必聴。
1曲目の『核(CORE)』から強烈。あまり表舞台に出なかったこの名曲は、多くの人の心を震わせたのでは。タイトルチューンの『街路樹』なんて、大人になってあらためて聴いてみると涙止まらなくてもう……。
ANNIHILATORからはあえての「ALL FOR YOU」をおすすめ。サイコな雰囲気が満載の1枚。聴きどころはうねるベースライン。怪しげな『DR. PSYCHO』なんて完コピしようものなら結構覚悟が必要。ミュートの効いたリフで軽快にカッ飛ばす『RAGE ABSOLUTE』も人気。
BOOWYを知りたいならこの1枚。『BAD FEELING』は氷室が歌うからこその1曲だし、『B・BLUE』からの『ONLY YOU』なんて構成がすごすぎる。いつまでも、これからも、多くの人に語り継がれるであろう、ザ・ヤンキーバンド。
B級チックな立ち住まいだが、いざ聴いてみるとこれまた超正統派ロックンロールをかましてくる。活動拠点のフィンランドでは大人気の彼ら、もっと評価されていいと思う。「THE AROCKALYPSE」も勧めたいが、ここはポップで聴きやすい「DEADACHE」から聴くべし。
Dirの5thアルバム。京の詩声にさらに磨きがかかっている。のびのびとしているシャウトが特徴の『C』、イントロのリフでまず引き込まれる『GARBAGE』、なんといっても外せない『THE FINAL』にはきっとあなたも惹きこまれる。
hideが遺した作品の中で、一番ヘヴィなのでは。98年発表とはいえ、今でも斬新なhideの魅力とセンスがミクスチャーインダストリアルに融合されている。彼の底知れぬ音楽の幅には驚かされてばかりだ。恐るべし……
LAメタルの金字塔がおくる4thアルバム。ザックザクのギターリフと漂う緊張感と壮大なギターソロ……。名曲『Kiss of Death』『MR. SCARY』、これぞジョージ・リンチ怒涛の弾きっぷりである。細やかな構成と喘ぐメロディーは本物。メタル史に残る名盤。
OVERKILLの良いところはザクザクのギターと生音っぽい乾いたドラムではないか。オープニングにふさわしいタイトルチューンと、ザ・パワーメタルの『THANX FOR NOTHIN'』、高テンションナンバーの『LIVE YOUNG, DIE FREE』を収録。
PVだけ見てみたらイロモノバンドかと思わせるが、聴いてみると結構真面目にフォークでヴァイキングなメタルをやっている。民族的なその独特な世界観は彼ら独自のものか。新しいジャンル「森メタル」を開拓。
RIOTからは人気の高い『THUNDERSTEEL』。疾走感満載のタイトルチューンと、ザクザクで聴いていて気持ちのいい『FLIGHT OF THE WARRIOR』も収録。メロディックなパワー・メタルでもあり、スピードメタルでもある。
S&M、つまりSymphony & METALLICA。その名の通り、オーケストラとヘヴィ・メタルを融合させた美しく素晴らしい1枚。ライブDVDもでている。もの悲しげなイントロから激しいリフをカマしてくる『THE CALL OF KTULU』、心の底から感動したいなら『NO LEAF CLOVER』がおすすめ。感涙。
SIAM SHADEといえば多くの人が『1/3の純情な感情』だと答えるかもしれないが、ここは少しイメージの異なる「SIAM SHADE Ⅵ」をおすすめしたい。ピッキングハーモニクスとタッピングが奏でる『せつなさよりも遠くへ』だけでも聴いていただきたい。
White Zombieを経てソロに転倒したロブゾンビ。インダストリアルなダンスビート『SUPERBEAST』からの『DRAGULA』なんてもうアメ乗りまわしたくなるのでは。その流れで『LIVING DEAD GIRL』聴いた時にはもうすでにクセになっているはず。
アルバムを通してすべてかイカしてる。マーティー・フリードマンのギターに殺されそう。激しくテクニカルな『Holy Wars... The Punishment Due』からの、スラッシャーでポップな名曲『HANGAR 18』も人気。疾走の中のキレッキレのギターソロが間違いなくかっこいい『Tornado of Souls』などと、これだけでも聴く価値がある。
アンセムの記念すべき1stアルバム。バンドのテーマ曲である「WILD ANTHEM」と、モロ体育会系の『WARNING ACTION!』なんてものすごくヘヴィ。スピーディーなリフが特徴の疾走ナンバー『STEELER』も意外と聴きやすかったりする。
言わずもがなプログレッシヴ・メタルの代表DREAM THEATERからは流し聴きにもってこいの「METROPOLIS PT.2: SCENES FROM A MEMORY」はいかがでしょうか。ちょっととっつきにくいけれど、聴けば聴くほど良さがわかってくるはず。
言わずもがなモトリーの最高傑作で、80年代LAメタルの代表作。なじみやすくセンスのいい出来栄え。最強ナンバー『Dr. Feelgood』で盛り上がったら、『TIME FOR CHANGE』の美しく感傷的なバラードで熱を冷まそう。
イントロからの『EAT THE RICH』には脱帽。前半で猛攻撃され、後半では泣かせにかかるあたり、構成がよくできている。落ち着いたバラードの『CRAZY』、なんだか悲しくなってしまう『AMAZING』など収録。何度聞いても飽きさせない、本物の名盤。
オーケンのセンスがきらりと光る1枚。きっと当時は今以上に風当たりは強かっただろうに、今でも活動しているのはやはり実力といったところか。独自のルートで突っ走る姿勢はさすがである。少々インギーをにおわせる『詩人オウムの世界』、仕事中に聴いちゃいけないのは『労働者M』です。覚えておいてください。
お茶の間にも浸透した“灰色”の音楽性。GLAY唯一のインディーズアルバム。勢いのあるナンバーが揃っていて聴いていて飽きない1枚。どこか寂しげな『真夏の扉』や、イントロのアルペジオで圧倒させる『TWO BELL SILENCE』を収録。
かつてリアルタイムで聞いていた人には、いま一度聞いていただきたい1枚。聞き返すと新たな感情がわき出てくるはず。少々ヤンキーくさい彼女の代表作『夢見る少女じゃいられない』の「Bang! Bang! Bang! Bang!」に心を撃たれた人も多いのでは。
かなりへヴィな曲が多く、スピード感が心地好いナンバーが揃っている。重々しい冒頭部と、ちりばめられたメロディアスな旋律が美しい1曲目『ELIXIR』、SMAPのカバーもやってのける『世界に一つだけの花』では素晴らしいアレンジが堪能できる。
ご存知マイケル・ジャクソンが若かりし頃組んでいた人気グループ。メンバーみんな兄弟。このころからマイコーの天才っぷりが垣間見れる。『ABC』なんてお子さんの英語のお勉強にぴったりじゃないですか。キッズたちの可愛らしいラブソングぎっしり!
このアルバムあたりから音作りが変わったように思える。全体的にダークな曲が粒ぞろい。真矢のドラムに圧倒される『ROSIER』はライブでもおなじみの名曲。単純なのに耳に残る『TRUE BLUE』、最後は『MOTHER』で悶絶してください。
このバンドが日本の音楽に与えた影響は計り知れない。Xのデビュー・アルバム。わたしのメタルへの道が拓けたのはこの1枚があったから。最初から最後まで吹っ飛ばして爆走する。激しい曲がめいっぱい聞きたいならこちらをおすすめしたい。
この曲でGreen day知った人も多いんじゃないだろうか。必殺のポップパンク。何も考えないで聴くもよし、真剣に向き合って聴くもよし。深みのあるメロディと歌詞で泣けてくる『BOULEVARD OF BROKEN DREAMS』はなかなか描けないのでは。
最高にモダンヘヴィネスでグルーヴィな名盤。1曲目『COWBOYS FROM HELL』から、4曲目『Heresy』までぶっ通しで聴いていただいたいところ。そこからの5曲目『CEMETERY GATES』は一味も二味もちがうイントロと、ピッキングハーモニクスを絡めたリフで大泣き。
さまざまなかたちの苦しみを歌わせるならばムック。ヘヴィな音階のなかに怒りと苦しみ、悲しみといった多くの感情が入り乱れている。この独特の閉鎖的な雰囲気は彼らにしか出せないのでは。『絶望』でのシャウトにはきっと心が乱されるはず。
サムライギタリスト“雅-miyavi-”による特別編集アルバム。『ロックの逆襲 -スーパースターの条件-』から飛ばしまくりで、中盤にはSUGIZO参加の『陽の光さえ届かないこの場所で』を収録。DISC2はPVも堪能できるお得盤。
サンボマスターメジャーデビュー第2作。熱く、暑く、アツイ、したたる汗の似合う彼らのルックスは置いておくとして、とにかく全身全霊で音楽を届けてくれる。『これで自由になったのだ』『青春狂騒曲』ほか収録。
実はこっそり家で弾いていたのが斉藤和義だった。彼の全貌までは見えないが、このアルバムで彼の世界観を少しは垣間見れるのでは。ご存知『歩いて帰ろう』や、『ポストにマヨネーズ』なんて少々ふざけた曲も楽しめる。
スラッシュメタルの四天王・スレイヤーの、誰もが認めた超名盤。もうスレイヤーはスレイヤーとしかカテゴライズできない。手数の多いドラム、速さを誇るギターリフ、これぞ、スラッシュメタル。一発目『Angel of Death』からもう心躍らされる。
その名の通り“アニソン”とメタルの融合に成功したのが彼ら。「マラソン」なので約40分歌いっぱなし。『バビル二世』や『宇宙戦艦ヤマト』なんて最高の出来栄え。有名なあの曲この曲がメタルサウンドになって帰ってくる。
その独特なメロディアスかつハードなバラードは、“ラブ・メタル”という1つのジャンルを確立。フィンランド出身というのもあってか、北欧色が強め。ルックスも◎。艶のあるボーカルにはついつい聴き入ってしまうかも。
ダンサブルな『WILD RUSH (ALBUM MIX)』と、イントロから泣かせてくる『THUNDERBIRD (ALBUM MIX)』、あのPVでご存知の『HOT LIMIT』を収録。冬が『WHITE BREATH』の「triple joker」なら、夏はこちらでしょう。
担当のわたしにとってとても大切な1枚。『NOTHING TO LOSE』と『BITCH IS BACK』をコピーバンドとしてステージに立った時を思い出す。少々キケンな香りのする『SEX ACTION』は、古き良きハードでメタリックなロックンロール。
中性的なyasuの美声と作詞作曲のセンスがまざるとこうなるのか……。エロティックで切なくなる。アンチポップでありながらキャッチーさも持ち合わせた名曲『SPELL MAGIC』、雰囲気満載の『Black Cherry』と、ビギナーさんにもおすすめしたい。
中盤の『Hotel California』、『New York Minute』で悶絶する。ラストを飾る『DESPERADO』は、多くのアーティストにカバーされているが、この曲はドン・ヘンリーが歌うからこそ、と再認識できるはず。
ちょっと変な出で立ちの彼らが作る音はやっぱりどこか変で、でもなんだか気になって聴いてしまうのがゆらゆら帝国。4曲目『ドックンドール』からの『発光体』ではイントロで爆死寸前。『パーティーはやらない』らしいですよ。
テクニカルバンドMR. BIGの記念すべき1st。トッパーの『ADDICTED TO THAT RUSH』なんてベーシストなら完コピしたくなりますよね。わたしはコピバンでやりました。ドライブするなら持っていくことをおすすめしたい。
ド派手なルックスでエンタテインメントなポップメタルを届けてくれたのがPOISON。メタルとはいえキャッチーでポップで個性的な聴きやすい1枚。元気になること間違いなしの『Nothin' but a Good Time』、ついつい踊りたくなってしまう『FALLEN ANGEL』ほか収録。
なんだか元気がでない……そんな時にこそ聴いていただきたいのがマシンガンズ。『桜島』でドカンドカンして、かわいそうな『ファミレスボンバー』でいい彼女欲しくなったり。ラストは『BURN ~愛の炎を燃やせ~』でノックアウト。
人気曲『ガッツだぜ!!』はもちろん、『バンザイ~好きでよかった~』からキャッチーな『大阪ストラット』などと元気になれる1枚。このままずっとずっと死ぬまでハッピーだと思うし、大阪行ったら梅田行きのキップかって紀伊国屋で待ちきろう。
ハードコアでもあり、ラウドロックでもある彼らの2nd。独特な歌い方とツインボーカルが魅せる『CHOP SUEY!』、タイトルチューンの『TOXICITY』ほかを収録。激しすぎない構成なので、初心者さんにもオススメしたい。
ハードロックからバラードまで歌わせるには敵なしのジャーニー。このアルバムのトッパー『SEPARATE WAYS (WORLDS APART)』は「かっこいい」としか言えない。そしてPVのまたいいこと。イントロなんて聞けば耳に残る。
バンドをするのに、性別など関係ないと証明したのが彼女たち。L.A.ミックスの『限界LOVERS』と『私は嵐』ほか収録の、ファンにはうれしい1枚。疾走感あふれるジャパニーズ・ハードロックが聴きたいあなたにはこちらがおすすめ。
ファンの誰もが認めたVOW WOWからはもちろんこの1枚。押しの強いスピードナンバー『SHOT IN THE DARK』、心の臓までえぐられそうなバラード『SHOCK WAVES』、すこし時代を感じさせられるがそれもまた良し。
ブランキーの最高傑作といえば、「BANG!」に並んで「C.B.JIM」ではないか。『PUNKY BAD HIP』なんてイントロ、グルーヴ、歌詞すべてがかっこいい。バイカーだったら聴いておくべし。世界観満載の『3104丁目のDANCE HALLに足を向けろ』の完成度の高さに圧倒される。
ヘヴィでアグレッシヴなSlipknot節は健在。多少は聴きやすくなったかもしれない。攻めのイントロでアグレッシヴな『SULFUR』、続いて非常にメロディアスでライブ栄えしそうな『Psychosocial』、後半でまっすぐなバラード『SNUFF』。Slipknotがやるからこそ、かえって胸に響くのか。
ポップでハッピーな『結婚式の唄』、セクシーな『セニョール セニョーラ セニョリータ』、友情、愛情に満ち溢れた『Dear my friend-手紙を書くよ-』『愛しい人(ベタですまん。)-2006 ver.-』など、名曲がそろっている。
マシンガンズのライブ盤。もう『みかんのうた』からの『TEKKEN II』で完敗。気合いたっぷりの怒涛の17曲。『Kiss』で一緒に叫びたくなる。気に入ったら一度でいいからライブで体感していただきたい。小さなライブハウスだとなお良し。マシンガンズのライブ行ったけど本当に楽しかった。
まだ彼がCDを自身で手売りしていた頃にライブに行った記憶がある。映画「デトロイト・メタル・シティ」からのCDでもおなじみ冠徹弥のソロプロジェクト。PVも面白く泣き笑える。あなたもあなたなりのペインキラー歌ってみて。
まったくもってけしからんほどの名盤中の名盤。ロックが好きならきっとどこかで『DETROIT ROCK CITY』のイントロを聴いたことがあるはず。ジーン・シモンズの代表ともいえる『GOD OF THUNDER』、最終的には『BETH』で号泣。
メタリカの原点回帰のような1枚。タイトルチューン『ST. ANGER』は、PVも見ていただきたいと思う。ヘヴィな『DIRTY WINDOW』リフに犯される『SWEET AMBER』を収録。恐るべしメタリカ。
メタル・ゴッドの異名をもつ、高音ヴォーカルでおなじみJUDAS PRIESTからはもちろんこの1枚。魂のこもったメタルチューン『PAINKILLER』、おどろおどろしい雰囲気の『NIGHT CRAWLER』、感情を前面に出した『BETWEEN THE HAMMER & THE ANVIL』も必聴。
もうなんでもやり放題な当時の彼らに衝撃を受けたひとも少なくないのでは。タイトルチューンの『GIRLS, GIRLS, GIRLS 』なんてバイク乗り回したくなる。かと思いきや『YOU'RE ALL I NEED』では哀愁も魅せてくるザ・バッドボーイバンド。
やはりGLAYはロックバンドだと再認識できるはず。ハイテンションナンバー『FATSOUNDS』、ギターのハーモニクスで始まる爽やかなポップの『ここではない、どこかで』や、彼らの故郷である北海道を唄った『WINTER,AGAIN』など文句なしの1枚。
ラウドパークに参戦した目的バンドの1つでした。アセンダシーもクルセイドもいいけれど、彼の親日感があふれ出そうな『将軍』をご紹介。デスヴォ入りの正統派メタルというところか。日本人なら聴くべき、『Kirisute Gomen』。クセになる。
ロックンロールの原点“反逆性”を一塊にしたような、ちょっぴりカゲキなマンソン。「ANTICHRIST SUPERSTAR」もいいし、「HOLY WOOD」とも迷ったけれど、あえての「LEST WE FORGET」。16曲目から18曲目までは必ず通して聴いてほしい。理由は聴けば分かるはず。
わたしがまだ小学生だったころ、いつでも聴いていたB'z。「LOOSE」はキャッチーな曲が多いようだけれど、それだけじゃないと気が付いたのは大人になってからだった。ドラマチックなバラード『夢見が丘』、逆に壮大な『LOVE PHANTOM』は知名度高め。
わたしにとってANTHRAXならこの1枚。バンド初期のころはよく練習したなあ。『A.I.R.』と『MADHOUSE』なんてもはやアンセム。破壊力抜群のナンバーが勢揃いでザクザクのリフがたまりません。ラストはとにかく速い『GUNG-HO』。
言わずと知れた超名曲『ACES HIGH』を含んだ超名盤。この曲をコピーした時は手のひらをつったことしか覚えていない。続いてイントロのギターリフにやられる『2 MINUTES TO MIDNIGHT』、終盤はちょっと長めの『RIME OF THE ANCIENT MARINER』で完敗。
黒夢解散後、清春が立ち上げたロックバンド・SADS。その反逆的でハードな音づくりには圧倒される。「THE ROSE GOD GAVE ME」から1曲目『HELLO』は、特徴的なオブラートですぐに清春のそれとわかるはず。音に犯されるとはまさにこのこと。
思わずぶっとばしてしまいそうな『Highway Star』、耳に残る特徴的な『Smoke on the Water』、だれもがどこかで聴いたことがあるはず。ハードロックの基本のき。紫の黄金期の1枚。〆は『SPACE TRUCKIN'』と、聴きながら口ずさんでしまいそうになる。
事実上ビートルズのラスト・アルバム。このジャケットはあまりにも有名で、誰もが見たことがあるのでは。ヘヴィな『I Want You(She's So Heavy)』も逸品。後半のメドレーで腰をぬかしてしまうかも?
収録曲『もしも君が泣くならば』『駆け抜けて性春』『BABY BABY』はぜひぶっ通しで聴いてもらいたい。「やりたいことをやっている」感じが好印象。ラストの『東京』では泣いてしまうはず。彼らはひたすらにまっすぐ音楽をやっている。
衝撃のデビュー・アルバム。ハードな曲からバラードまで粒ぞろいの1枚。なぜこうもメタラーが作るバラードはここまで良いのか。グサグサくる『18 AND LIFE』も、キャッチーな『YOUTH GONE WILD』も、聴く人を泣かせる『I REMEMBER YOU』も収録。ぜひ聞いていただきたいところ。
信者から評判の高いこちらには、昔の音源と比べてみたくなる『1999 SECRET OBJECT』、『蝋人形の館 '99』を収録。『創世記』からの『地獄の皇太子』に圧倒され、ジェイル代官のギターが素晴らしすぎる『FIRE AFTER FIRE』まで。ぜひわたしの棺桶に入れてもらいたい。
数多く疾走ナンバーをおくり出すオフスプからは『Americana』。ザ・アメリカな彼らのヒット曲『THE KIDS AREN'T ALRIGHT』や、どこかで聴いたことのある『PRETTY FLY (FOR A WHITE GUY)』を収録。パンクでメロコアでオルタナティヴな曲がそろっている。
声量、ビブラート、表現力すべてがそろっている。『WHITE BREATH』の完成度の高さと言ったらもう……。雪でも降ったら聴きながら踊れる。ポップで面白い『OH! MY GIRL, OH MY GOD! -MORNING SURPRISE MIX-』や夏の定番曲『HIGH PRESSURE -MORE HEAT MIX-』ほか収録のお得盤。
青春時代を歌わせるならば峯田、といったところ。勢いとフックがある。代表作は『さくらの唄』。まったく捨て曲なし。『BABY BABY』、『もしも君が泣くならば』の歌詞の力強さといったら……。
聴く人を楽しませてくれるのが森重率いるZIGGY。本作が、バンドとして初のチャート1位を獲得した。大人気曲『DON'T STOP BELIEVING』、歌詞がグサグサくる『DON'T YOU LEAVE ME ALONE』も必聴。ハードロック好きさんにおすすめしたい。
名曲『War Pigs』、『Paranoid』、『Iron Man』の代表的な3曲が聴けるというだけでも買う価値あり。どこかドヨンとしてそうなイメージだが、思いのほか聴きやすい。40年以上前の作品なのに、今でも多くのメタラーに指示され続けている。
妖艶な雰囲気を持つ彼らのメジャー初のアルバム。切ない歌詞が心を掻き回す『桜』はもちろん、人気曲『RED ZONE』『ring』も収録。ポップからメタリックなハード、傍らには切ないバラード。聴き手を決して飽きさせないので、ジャンヌ入門用としても◎。
洋楽入門にはこちらがおすすめ。キャッチーなロックンロールの『LAY YOUR HANDS ON ME』からはじまり、大ヒットナンバー『Born to Be My Baby』、ライブではおなじみの『Blood on Blood』を挟み込んで、陽気な『Love for Sale』でごちそうさま。
旅のおともに持っていきたい1枚。ルーズな歌唱と歌詞には彼の思いがつまっている。『イージュー☆ライダー'97』はツーリングに出かけたくなる。彼の代表曲『さすらい』も収録。日本人なら持っておきたいところ。