蒸し暑い夏を少しでも過ごしやすくするために、爽やかで涼しげな音楽はいかがですか?厳選100枚!
おなじみの名盤だけでなく隠れた逸品もピックアップしています。心地よい夏のアイテムにぜひどうぞ!!
エリカ・バドゥ
発売年:1997年
turboUA 1999年
ダブ&レゲエのムードと日本人離れした歌唱がベストの相性!美空ひばり「リンゴ追分」の軽やかな変身も聴きどころです。
ミスエデュケーションローリン・ヒル 1998年
世界中で大ヒットした90年代ブラック・ミュージックの総決算アルバム!ミキシングのバランスも最高に気持ちいい名盤です。
ランダム・アクセス・メモリーズダフト・パンク 2013年
多くの豪華スターを配し、14年にグラミー賞を総なめした名盤。ファンキーだけど騒がしくないのが肝。不思議なほどにクールな気分を味わえます。
松田聖子
発売年:1997年
トーキング・ブックスティーヴィー・ワンダー 1972年
言わずと知れたモータウンの重鎮が才気を開花させた本作の躍動感は、やはり特別なものに感じられます。
セカンド モーニングモーニング娘。 1999年
シングルのみならず全ての楽曲の完成度が爽快度とともにハイ・クオリティー。アイドルの枠を飛び越えた燦然と輝く名盤です。
likeSay a Little Prayer 1998年
河村隆一プロデュースによる女の子3人組の1stアルバム。「BEAT」のカヴァーなど初々しさが新鮮です。
フューチャー・セックス/ラヴ・サウンズジャスティン・ティンバーレイク 2006年
俳優としても活躍する彼の世界的セールスを記録した2ndアルバム。キンキンに冷えたリッチでゴージャスな音は、文句なしにかっこいいです。
ベスト・オブ・EW&F Vol.1アース・ウインド&ファイアー 1978年
カヴァー含めて説明不要の名曲が勢ぞろい!「セプテンバー」に関しては一年中、いや一生聴いてられますね。
1984ヴァン・ヘイレン 1984年
イントロが印象的な「ジャンプ」など、テクニカルなフレーズとともに爽やかなナンバーが目立ちます。
ユートピア・パークウェイファウンテインズ・オブ・ウェイン 1999年
無邪気なほどにポップなサウンドと明快なメロディーが、暑さだけでなく悩みや迷いなどといった雑念も吹き飛ばしてくれそうです。
ヴァン・ダイク・パークス
発売年:1968年
渚にてニール・ヤング 1974年
ホテル・カリフォルニアイーグルス 1976年
いつまでも色褪せない表題曲をはじめ、多くの人に愛されている名盤。切ないながらも胸を伝う空気は清々しい。
Mellow My Mindカーネーション 1998年
メロウでニールでヤングな13曲がセレクトされた彼らのサマー・ベスト。涼しいのに泣けちゃう曲が満載です!
シカゴ5シカゴ 1972年
精力的な活動が結果として実を結んだ大ヒット作。ほどよくジャズの配色された、クールなポップ・サウンドを堪能できます。
スカイ・ブルー・スカイウィルコ 2007年
グルーヴィンヤング・ラスカルズ 1967年
まさにグルーヴィンなリズムとタイム感!そこから想起できる避暑地の風景に是非身をゆだねてみてください。
サムシング/エニシング? (ハロー・イッツ・ミー)トッド・ラングレン 1972年
キャリア屈指どころか70年代アメリカン・ロックを代表するといっていいほどの名盤!爽快な美メロが、はためくシャツをすりぬけ胸に響きます。
魔法を信じるかい?ラヴィン・スプーンフル 1965年
軽快なシャッフル・ビートが印象的で、ハッピーな気持ちにさせてくれます。夏に聴きたい瑞々しいカントリー・ロックです。
ザ・ビーチ・ボーイズ
発売年:1963年
トロピカル・ダンディー細野晴臣 1975年
ティン・パン・アレーで活動するかたわら、ソロでリリースされた2作目です。異彩を放つドリーミーなサウンドに酔いしれます。
A LONG VACATION大滝詠一 1981年
異国のビーチを音にしたような心地好さ!洋楽さながら、しかし日本人の心もしっかり捉えたニュー・ミュージックの進化型です。
バンドワゴン鈴木茂 1975年
細野同様、ティン・パン・アレーの活動と並行して発表した初のソロ作。海外の腕利きミュージシャンたちが多数参加しています。
ヒプノテックマーティン・デニー 1959年
数々の民族楽器を使って、幻想的でエキゾティックな音楽を生み出したマーティン・デニーの第5作。ムード満点、これぞオリエンタリズムです。
BOARDS OF CANADA
発売年:2005年
パラコズムウォッシュト・アウト 2013年
チルウェイヴにレゲエのリズムを忍ばせた音のレイヤーは、夏の郷愁をも呼びおこします。けだるいボーカルも最高です。
Sweet Nestコトリンゴ 2008年
初のセルフ・プロデュース作となる彼女のセカンド・アルバム。優美なピアノ・ナンバーからスウィング・ジャズ、エレポップまで、そのどれもが爽快でいて、かつ彼女の嗜好と個性が甘美に響きます。
サマー・サンヨ・ラ・テンゴ 2003年
夏を連想させる曲タイトルとは裏腹に、サイケな浮遊感とメロウな肌触りで静かに体感温度を下げてくれます。
ワンワード・エクスティングイッシャープレフューズ73 2003年
ユニークなアプローチで独自のビートを生みだすテクニシャン、スコット・ヘレンの力量がつぶさに感じられる明瞭かつ繊細なアルバムです。
タック...シガー・ロス 2005年
アイスランドのポストロック・バンドが放つ鳥肌モノのサウンドに昇天...幻想的でいてインパクト大!どの楽曲も澄みきっています。
POINTCORNELIUS 2001年
実験音楽家、小山田圭吾の才能が如実にあらわれた傑作!あらゆる感覚を冷ましたまま高揚に浸れます。
ザ・フレーミング・リップスと愉快な仲間たちザ・フレーミング・リップス 2012年
オノ・ヨーコらとのコラボが実に新鮮!ノスタルジックかつメランコリックなサイケデリック・サウンドが脳裏から涼しくさせてくれます。
ブラザーフッドケミカル・ブラザーズ 2008年
TVCMのタイアップなど、定番のヒット・シングル曲中心に構成。グルーヴの塊はかき氷のごとし!?とにかく、めちゃくちゃクール!
スティーリー・ダン
発売年:1977年
シップビルディング冨田ラボ 2003年
ユーミンらが参加した冨田ラボ名義アルバム第一弾。どこまでも洗練されたサウンド・トリートメントですっきり爽快間違いなしです。
ペイパードライヴァーズミュージックキリンジ 2001年
日本のスティーリー・ダンと称される丁寧に構築されたサウンドに、圧倒的な歌詞のセンス。挨拶代わりには痛快すぎる1stアルバムです。
ミラー・ミラー10cc 1995年
再録された名曲「アイムノットインラブ」をはじめ、穏やかな楽曲が中心。ポール・マッカートニーも参加しています。
アンドロメダ・ハイツプリファブ・スプラウト 1997年
彼らにとっては珍しく王道なナンバーを揃えていますが、その分メロディーの美しさが際立っています。リラックスするには最適です。
イザベル・アンテナ
発売年:1988年
ザッツ エンタテインメントシンバルズ 2000年
この疾走感だけで一気に暑さを置き去りに出来そう。スウェディッシュ・ポップに通ずるヘルシーな果汁ですっきり爽快!
エデンエヴリシング・バット・ザ・ガール 1984年
ネオアコと一概に語るには憚られるほど、様々な要素が混在しています。冷えすぎにも配慮する優しさを感じる作品です。
テキサス・フィーヴァーオレンジ・ジュース 1991年
心地好さ満点!グラスゴーの歴史における最重要バンドの大傑作。世界に影響を及ぼしたこのポップネスは最強です。
スリー・チアーズ・フォー・アワ・サイド~海へ行くつもりじゃなかったフリッパーズ・ギター 1989年
楽曲の節々にみられる先人たちの美味しいところを咀嚼した手法は小賢しくも憎めないキュートさがあります。まだ5人組だった頃の作品です。
ミニ・スカートカジヒデキ 1997年
ヒット曲「ラ・ブーム~だってMY BOOM IS ME~」収録の1st。ワンパクだけど爽快!炭酸水のようなハジケ具合です。
Echo ParKadvantage Lucy 2005年
清涼感のある演奏をバックに、透き通った声質の女性ヴォーカルがマッチします。日差しが眩しい午後にこそ聴いてほしい音楽です。
LE ROI SOLEILカヒミ・カリィ 1996年
『ちびまる子ちゃん』の主題歌でもあった「ハミングがきこえる」収録。彼女の身上であるウィスパー・ヴォイスが魅力的です。
パズルタヒチ80 2000年
フランスの4人組が織り成すアナログとデジタルの折衷は、ノリだけでなく風通しの良いサウンドへと仕上がっています。
一十三十一
発売年:2012年
サウス・オブ・ザ・ボーダー南佳孝 1979年
坂本龍一によるアレンジが素晴らしいシティ・ポップの金字塔!YMO人脈をはじめ、贅沢な参加者たちが期待通りの働きをしています。
SEA IS A LADY角松敏生 1987年
全編インスト作品。シャープなカッティングとメロディアスなフレーズでギタリストとしての彼の魅力を再確認できます。
シルク・ディグリーズボズ・スキャッグス 1976年
AORの大御所が綴る甘美でロマンティックな絶品サウンド!CD再生とともに潮風の香りも一緒に連れてきてくれます。
森は生きている森は生きている 2013年
瑞々しさに満ち満ちて新風!多くのオトナタチをうならせたファースト・アルバム。涼しさに甘みも含んだ極上のライト・メロウは、美味爽快です。
カルナヴァルスパイロ・ジャイラ 1980年
アメリカのフュージョン・バンドがお届けする4枚目のアルバム。手に汗握らせない各楽器間の駆け引きが非常にさわやかです。
ジーザス&メリー・チェイン
発売年:1985年
ラヴレスマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン 1991年
十重二十重に響く轟音の洪水に魅せられたフォロワー多数!凶暴なまでに美しいノイズを浴びることができます。
Drop You Vivid Coloursルミナス・オレンジ 2002年
歪んだギター・サウンドが切れ味鋭く全体を覆っています。リズム隊も元ナンバーガールの二人とあってまさに鮮やかな演奏です。
スクリーマデリカプライマル・スクリーム 1991年
元ジザメリのボビー・ギレスピー擁するグラスゴーのバンド。ダンス・ミュージックへと傾倒した本作で大ヒットを記録します。
フューチュラマSUPERCAR 2000年
ジザメリやマイブラの影響を感じる日本のバンドを挙げるとしたらSUPERCARは外せません。そして本作もまた後進のバイブルとなりました。
クレイジー・フォー・ユーベスト・コースト 2010年
10年代デビューの若手バンドにしてローファイな音質が、遠い昔の郷愁と涼しさを連れてきます。女性ボーカルのナチュラルな佇まいも魅力的です。
ビースティ・ボーイズ
発売年:1998年
スチャダラ外伝スチャダラパー 1994年
オザケン、ゴンチチ、スカパラ…といった面々とのセッション集。けだるい空気の演出が本当に巧みで、疲れをとるのに最適です!
TOKYO CLASSICRIP SLYME 2002年
やはり出色は「楽園ベイベー」でしょうか。このうえなく夏を感じさせてくれるのと同時にさらさらな空気を運んでくれます。
ハルカリベーコンHALCALI 2003年
当時まだ中学生と高校生だった彼女たち。その佇まいをして脱力系と括るにはあまりに軽率。クールなトラックとともに高いスキルが披露されています。
Skynutsかせきさいだぁ 1998年
疾走感とともに常夏情緒に溢れたバイブスが完璧!スチャダラをはじめとした豪華ゲストとの絡みもGood!
A電気グルーヴ 1997年
名曲「Shangri-La」収録の傑作アルバム。テクノの枠組みを超えた本作は、流麗に繋がれる曲間含めて快感の連続です。
エマーデイルザ・カーディガンズ 1994年
カーディガンズ、デビュー作。ポップでキュートでグルーヴィー、再生ボタンひとつで送風機能も同時ON!
Iバッファロー・ドーター 2001年
エキセントリックなサウンド・コラージュのなかにも親しみやすさがあるのがまた、謎が謎を呼ぶ感じでミステリアスです。
DOOPEE TIMEDOOPEES 1995年
ヤン富田の遊び心が炸裂!キッズ映画のサントラとしても成立しそうな愛らしいサウンドには思わず笑みがこぼれます。
ステレオタイプ ACIBO MATTO 1999年
ニューヨーク在住の日本人女性デュオの2作目。様々なジャンルを飲み込んだクロス・オーバーな魅力で、季節感をひっくり返してくれます。
チャーチズ
発売年:2013年
バート・バカラック
発売年:1967年
ARTISAN山下達郎 1991年
「アトムの子」や「さよなら夏の日」など色褪せない名曲が多数収録。本作のタイトルが示す通り、至るところで“職人”の技を満喫できます。
ソングスSUGAR BABE 1975年
山下達郎や大貫妙子ら日本のポップ・マエストロ率いるバンドが出した唯一のオリジナル・アルバム。その中身は推して知るべし快作!
WHITE AND BLUE堂島孝平 2005年
チャーミングな声と確かなソング・ライティングが光る最上級のJポップ・アルバム!まさに爽やかという形容詞がぴったりです。
フライデー・ナイトNONA REEVES 1999年
80年代ソウルとゴキゲンなポップスがカラフルにブレンド!ウキウキしたり、時にアンニュイ決めたりと楽しみ方も様々!ムシムシする夏におさらば!!
I will Survive真心ブラザーズ 1998年
ソウルフルでピースフル!最近では山下智久が「エンドレスサマーヌード」をカヴァーしたことも話題になりました。
ベン・フォールズ・ファイヴベン・フォールズ・ファイヴ 1995年
ピアノの生み出す力強いグルーヴに甘く切ない歌声が乗ることで、重厚なのに軽快というミラクルを起こしています。
JPクラムボン 1999年
代表曲「はなれ ばなれ」を収録した名曲ぞろいのアルバム。印象的なキーボードの音色と不思議な歌声がたまりません。
ROVO
発売年:2002年
GIG GIGGER GIGGESTCICADA 2002年
DAWソフトを駆使したジャンルレスなエレクトロ・サウンドでもって、見事に快楽のつぼを刺激してくれます。
リアル・エステートリアル・エステート 2010年
10年代USインディ、重要バンド。揺らめき漂うギターとその残響、軽やかでいてタイトなリズム。涼しさとともに優しさをも引き連れてきます。
わすれものレイ・ハラカミ 2006年
レア音源ばかりで構成された貴重な作品集。ハラカミ流エレクトロニカの独特な空気は、帰省気分をも喚起させてくれます。
ロン・リディムLITTLE TEMPO 1999年
自然のエキスまで感じられる心地よさの決定盤。特にスティール・パンの音色が麗しく、体全体をリフレッシュさせてくれます。
スライ&ザ・ファミリー・ストーン
発売年:1968年
ナッティ・ドレッドボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ 1974年
シンプルな音の隙間からは、涼しい風が吹くのを感じます。ボブ・マーリーにとって指針を決定づけた作品ともいえます。
フルーツ・リーBOaT 2000年
遊び心満載!狂っているようで、心奥深くをえぐる音のデコレーションがキラキラ瑞々しい。夏の終わりには、より沁み入ることになるかも!
BabyTHE MICETEETH 2004年
ロック・ステディの色々な側面を見せてくれるかのように、収録されているどの曲も、それぞれ違った雰囲気で楽しめます。
イン・ビトゥイーン・ドリームスジャック・ジョンソン 2005年
いまやサーフ・ミュージックの代表格。心地よく流れるメロディと歌声はこのうえない和みです。
スマッシング・パンプキンズ
発売年:1993年
さよならストレンジャーくるり 1999年
イマジネイティブな和声と詩情はこの1stの時点ですでに別格!「東京」での一節“今年の夏は暑くなさそう”がまさにそれです。
レックレスブライアン・アダムス 1984年
シンプルでストレートなロックンロール!切れの良さと確かな歌唱力、加えてどこか物憂げなところもかっこいい!
MUGENサニーデイ・サービス 1999年
出色は「スロウライダー」。トレブルを抑えた音色と多重録音で浮かぶくぐもった音像には保冷力すら感じます。
チック・コリア
発売年:1972年
オン・ザ・コーナーマイルス・デイヴィス 1972年
ジャズの範疇を超えたリズムの洪水は、激しく逞しく、それでいて汗臭さゼロ!クラブDJ御用達の名盤とあってその心地好さは絶品です。
ツイン・ベスト・ナウナット・キング・コール 1988年
ジャズを皮切りに広い音楽性を有した選りすぐりの2枚組ベスト!「暑い夏をぶっとばせ」など名曲いっぱいです。
スクリャービン:ピアノ作品集ミハイル・プレトニョフ 1997年
クラシックからのおすすめはこれ!プレトニョフの資質と透徹した洞察力、そして繊細な感性が、スクリャービンの神秘世界を顕にしてくれる秀演盤です。