読むとスカッと爽やかになる小説を集めました。
暗い気持ちがパッと吹き飛んで元気になれる小説ばかりです。
これは大当たりの経済小説。けして諦めないこと、粘ること、前を向くこと、家族を守ること、冷静に取り持つこと、期待の向こうに逆境があり得ること、時にはブチ切れてもいいことなどを教えてくれました。(Posted by ブクログ)
泥棒を生業とする男、父に自殺された青年、不倫をしている女性カウンセラー、職を失い野良犬を拾った男……。別々の人生がそれぞれ流れている。だけど、どこかで繋がっていた。読み進めていくたびに驚きが待っていて、この巧さには感動します。先を読んだつもりでも全然追いつかない、伊坂幸太郎はやっぱりすごいなぁ。(Posted by ブクログ)
この「超ご都合主義」は最高ですね。普通の作品なら「んなうまいこといくかい!」と突っ込みを入れたくなるところなのですが、もはや浅田作品はそんなレベルを超越しています。読者もいちいちそんな事にこだわるよりも、その都合のいい展開に身を委ねるのが正しい楽しみ方でしょう。存分に楽しませてもらった一冊でした。(Posted by ブクログ)
登場人物が多いけど、それぞれの物語が交錯しドミノのように止まることなく展開していく疾走感のあるエンターテインメント。全員が主人公ともいえるぐらいそれぞれのキャラクターがしっかり描かれているのに、頭の中がゴチャゴチャすることなくすっきりと読み進められる。こんなの初めてだ。(Posted by ブクログ)
スカッとして、ほろっと来る。めっちゃ面白いです。普段からみんなが感じている政治への鬱憤を吹き飛ばしてくれます。なんでこんなに面白い本を知らなかったんだろうか? オススメ!(Posted by ブクログ)
素晴らしい青春小説だった……!! 最高!! 人生で一度しか送れない学生生活を面白おかしく、時に不思議に、時にシリアスに描いていて、読みながら一緒になって笑ったり感心したり、ワクワクしたり、ヒヤヒヤしたりした。(Posted by ブクログ)
半沢さんの筋を通した活躍が非常に面白い。サラリーマンとして、自分ももっとがんばらなければという思いにさせてくれます。しかし、出世レース、派閥と、同じ企業でも一枚岩ではない。そのような殺伐とした中で、やはり同期は信用できるし、信頼できる大事な仲間なのであろう。仕事で一番大事なのは、人間関係ということを再認識しました。(Posted by ブクログ)
今までにない全く新しい推理ゲームを扱った作品だと思いました。登場人物それぞれがその誘拐ゲームに思惑を持ち、ゲームを進める。崖上に立たされた人間の心の揺れがとても印象に残るものだと感じました。全てが明かされた時、卑怯だなと感じる反面、著者の感覚に圧倒されました。(Posted by ブクログ)
現代版水戸黄門。しかし必ず悪者を根絶するというわけではなく、あくまでも自分たちの身近の火の粉を払いのける程度。その加減が丁度いい。家族愛要素あり、恋愛要素あり、笑わせてくれるノリあり。(Posted by ブクログ)
幕末の時代に実際に安中藩であった遠足(とおあし≒マラソン)に参加する侍達の物語。主人公が切り替わるいくつかの短編からなっているけど、それぞれがゆるやかにつながっていて、最終章では勢揃いみたいな感じでうまく引き込まれて面白かった。(Posted by ブクログ)
なぜか両親がそれぞれの愛人と家を出てしまい、2人で生活をしている双子とひょんなことから知り合った俺。しかも俺はプロの泥棒なのに、なぜか双子に懐かれて……。ホームドラマチックな、ユーモア溢れる会話で綴られたお話。双子の掛け合い漫才のような会話と「俺」との関係が良かった。(Posted by ブクログ)
久々に全力でおもしろいー!! と思いました。ワクワク、ドキドキ、時々ぷぷっと笑って、完全に引き込まれて読んでました。メイン3人だけではなく、その他のキャラクター目線の部分もあるのですが、それぞれがどれもするっと感情移入できてしまう上手さがあります。勝負事なので敗者と勝者に分かれてしまうわけですが、ラストはそこもうまくフォローしていて読後感も◎。(Posted by ブクログ)
爽やかで良かったな~。剣道は全然知らないので、試合中の描写によくわからない所もあったけど、今は無性に剣道がやってみたい! ふたりの女の子の視点が交互に出てるけど、ふたりともそれぞれ素直な応援したくなる感じで、楽しく読めた。(Posted by ブクログ)
仕事を選ぶ事の難しさやブラック企業について初心者でも読みやすくて良かったです。途中からは泣きながら読みました。でも、主人公が企業に対して言った言葉にスカッとしました!! とても良い作品で、出会えて良かったです。(Posted by ブクログ)
久し振りに短期間というかほぼ1日で一冊読み終わってしまった。それだけ物語に入り込むことができた。初めて読む作家さんであったが面白かった。クライマックスの泣かせながら笑わせにきているあたりは読書ではなかなか経験できない体験ではないだろうか。読後はとても爽やかな気分。(Posted by ブクログ)
テンポがよくて軽く進んでく。でも話は変わったキャラクターがざくざく出てくる池袋が舞台。なので事件も面白い。マコトの軽い口調で語られてるのとその語り口から感じる熱い思いがテンポよく読みつつ熱くなれる。話がうまい人の語りを聞いてる感じで、また面白い話聞かせてよ、って気分になりました。現代的冒険譚って感じ。(Posted by ブクログ)
病院を舞台にしたエンターテインメントサスペンス。登場人物のキャラクターがみんな個性的で最後まで面白い! 専門用語がバンバン出てくるのもまったく気にならず、最後まで一気に読みました。こういう作品がもっと沢山出てくるとミステリーも面白くなるなー、と思いました。(Posted by ブクログ)
話の設定やストーリー、展開のテンポもすばらしく、一気に読み終わってしまう。スパイたちの優秀さに惹き付けられてしまった。単なるスパイ小説ではなくミステリー要素も取り入れてあり、最後までとても面白かった。(Posted by ブクログ)
会議でトラブルをおこした涼平は、お客様相談室へ飛ばされる。クレーム処理に追われる日々の中、会社のいい加減な体質が見えてくる……。なかなか面白かったです。クレーマーをやり込める場面なんかスカッとするし。ラストはキレイすぎる感もあるけど、やっぱりスッキリしますね。(Posted by ブクログ)
これはもう取り上げたテーマの勝利でしょう。それにしてもずるい! 爽やか過ぎるよ。展開はスロースターター気味で最初は少しのらなかったけど、最初にカメラに出会ってからギアが上がり、タイトルの本当の意味がわかってからはトップギアに入りあとは一気に読めた。(Posted by ブクログ)
小説仕立てで、会社の意義とそれを纏めるリーダーに付いて学べます。読者を惹きつけるストーリーは、読む時間を忘れるほど夢中にさせてくれます。(Posted by ブクログ)
こんなにもエンターテインメント性のある話はこれが初めてでした。笑って泣ける、そして読み終わった後に、さあ頑張ろうと元気をくれます。面白くて憎めないキャラクターがいっぱいのプリズンホテルに私も行きたいです。(Posted by ブクログ)
爽快痛快、そんな言葉が似合う奴らの話。どこまでもバカなことに本気になれるのは理系男子の特権ではないだろうか。それでもやはり有川浩らしく、途中で出てきた微・恋愛話は終始ニヤニヤしてしまった。こんな青春、誰もがうらやむに違いない。(Posted by ブクログ)
「ホワイトアウト」と並び、ワタクシの好きな真保裕一作品の双璧。ハラハラドキドキのサスペンスで、なおかつユーモアを含む小説にはなかなか出会えないが、これはその2つの要素を見事に融合させている。読み始めたら止まりません。(Posted by ブクログ)
面白すぎた。読んでみてほしいなと思う人が周囲にたくさんいる。うつや自殺という、かなりぎりぎりのテーマ設定なのに、押し付けがましくない。説教臭くない。それだけでもすごいことなのに、その先にまで、一歩踏み込んでいる。エンタメ性も高く、ページをめくる手が止まらない。(Posted by ブクログ)
ひょんなことから出会った真面目だけどダメサラリーマンのミタゾウと、やくざな家業で生計を立てているヨコケンが、やくざのお金を横取りしようと画策。そしてそこに謎の女が横槍を。痛快な展開が面白い。(Posted by ブクログ)
面白かった! 過去の悪事を反省し、骨髄ドナーとなった小悪党の八神。だが、移植を目前にして猟奇事件に巻き込まれる。患者を救うために命がけの逃亡劇が始まる。小悪党の八神はユーモアが感じられるせいか、憎めない。逃亡劇では思わず捕まらないようにと応援したくなりました。(Posted by ブクログ)
読んでいて元気になれる本……だと思います。東野圭吾といえばちょっと暗めの社会派ミステリ、というイメージがありましたが、このお話のように明るく軽めのお話もあるんですね。読後感のいい作品だと思います。(Posted by ブクログ)
軽く楽しく読める本だけど、意外とこういう小説って多くないように思う。いろんな登場人物が出てくる中で、誰一人本当の意味での悪者を出さず、爽やかにまとめるところはさすが。登場人物に対する作者の愛情が感じられて、気持ちよく読めた。(Posted by ブクログ)
文楽のことは全くわからない状態で読んだが面白かった。1つのことにひたむきな主人公や、まわりの人達の真剣さがとても良い。恋愛事情も気持ちの良いまとまりで清々しい読後感。さすが三浦しをんという感じ。(Posted by ブクログ)
元過激派の両親を持つ小学生上原二郎。常識なんてぶっとばせ!こんな父親がいたら子供としては、困った事になるけれど、こんな大人がいたらカッコイイな~。と思える素敵な夫婦と家族のお話です。(Posted by ブクログ)
トランスジェンダーのミキが前向きに突き進む女子的生活。同級生の後藤や職場の同僚と共に繰り広げられる合コンや珍ハプニング。コメディ感ありつつ、ミキの揺るぎない生き方に元気がもらえた。観察眼や思考力、臨機応変に身の振る舞いを取捨選択するその女子力、欲しいです。(Posted by ブクログ)
もうとにかく、いい!! 肩に力を入れることなくさらりと読み終えるのに体と頭に同じくらい残される爽快感! 本編も、おまけの掌編もすがすがしい明日が待っている、と無条件に信じられる。清らか。美しい。爽やか。朗らか。どんなポジティブな言葉を用意しても当てはまってしまう、最高の一冊。(Posted by ブクログ)
青春だー!! 気持ちよく読めました。主人公が素直でマジメなんだけど、まっすぐすぎていやだ、という感じにもならず好感度が高い。ストーリーは地に足のついた感じで、わかりやすく起承転結。初読だとあっさりしてるな、と感じますが、これは何度も読み返しておもしろい話かも。(Posted by ブクログ)
林業の話なんて面白いんだろうか……と、あまり期待しないで読み始めたのですが、いやいや面白い! 神去村の雄大な景色、そこで暮らす人々の「なあなあ」という方言の中に隠された懐の深さ、個性的で、でも憎めない面々。どんどん引き込まれていって、読み終わる頃には、勇気と同じように神去村を好きになっていました。(Posted by ブクログ)
中国の仙人の血を引いていてドラゴンに変身してしまう超能力四兄弟の壮大なアクションもの。この設定を聞いて「んな、荒唐無稽な……無茶苦茶な……」と思うのもわかりますが、これほんと楽しめるのでおすすめ。(Posted by ブクログ)
本好きにはたまらない、最高のエンタメ小説でした。主人公は小説家を目指す31歳の女性。ところどころ現実とリンクしていて、途中、思わずにやり……どころか心の中で思いっきり笑いました。(Posted by ブクログ)
面白くて途中で止められなかった。何度か涙ぐみそうになりながら堪えてたのに400ページ超えた頃からページをめくる毎にこみ上げてきて泣きながら読んだ。爽やかでスポ根で若者たちの気持ちが痛くて。良い作品!(Posted by ブクログ)
30年続いている軽音楽部が先輩部員の不祥事により廃部になりかけ、そこから仲間とともに文化祭を目指しロックンロールしていく物語。読み出したら止まら、久しぶりにこんな感覚味わいました。とにかく、青春あり、恋愛あり、友情あり、ロックありと痛快で爽快。音楽やりたくなりました!(Posted by ブクログ)
事件の構造は前半の内に判明してしまい、そこからはやるかやられるかのジェットコースターサスペンス。ページを繰る手が止まらず一気読み。特に何か超人的な特殊能力がある訳じゃないけど口が立って、でまかせ交えながらもポンポン言いたい事言っちゃう二枚舌主人公水嶋亜希は確かに痛快!読んでスカッとした。(Posted by ブクログ)